新型コロナの影響で経済が冷え込んできました。
その中で職場の倒産や事業縮小、収入減額など様々な理由から、転職を考えている方も多いのではないでしょうか。
新型コロナの影響で転職を考えている方へ、絶対に注意してもらいたい点について解説します。最後までご覧ください。
新型コロナの影響で転職を考える時に絶対に注意すべきこと
「○○業界なら転職できるだろう」という甘い考え
不況や新型コロナのような非常事態時にこのような考えを持つ人が多くなります。
〇〇業界を具体的に挙げると、
- 運送業(トラックの運転手)
- 介護業界
この代表的な2つが挙げられます。
「コロナで売上も下がって、給料も減りそうだから、トラックの運転手にでもなろうか」
「介護業界だったら人手不足だから、すぐ雇ってもらえるだろう」
この考えは間違っていますし、甘いです!!
私は医療介護業界に従事しており、面接も担当しています。
ちなみに今は「とにかくコロナ感染者を出さないように!万が一出たとしても、クラスターだけは避けるように!」と神経をすり減らしている状況です。
「運送業や介護業界に転職をすること自体が間違っている」ということではありません。
人手不足の業界なのは間違いないので「頑張る気持ち」がある方は大歓迎でチャンスも多いと思います。
私がお伝えしたいのは「この業界・職種だったら雇ってもらえるだろう」という考えが間違っており、甘いということです。
理由はその考えが、まず面接で態度や言動に現れるからです。
特に40代以上の人です。
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面接中、どこか高飛車な態度や「どうせ内定を出すんでしょう」という雰囲気が滲み出ていたり、本意ではないけど、生活のために仕方がなく介護業界に来たという発言をする人までいます。
その態度が見受けられると、まず不採用になる確率が高いです。
理由としては、そういう覚悟がない考えの人は入社しても、すぐに根をあげたり「こんなはずじゃなかった」と勝手に自分が楽な妄想をしただけなのに、不平不満をぶつけてきたり、すぐに退職をすることが目に見えているからです。
これはどの業界でも言えることだと思いますが、面接担当者は当たり前と言えば当たり前ですが、人を見る目があるから面接を担当しています。
特に面接の場数を踏むと、こういう態度や言動の人は入社したら「こうなる」ということも想像できます。
もちろん「人」のことなので、その想像が外れることもありますが、経験を踏めば踏むほど人を見抜く力はついてきます。
- 〇〇業界だったら、すぐ雇ってもらえるだろう。
- 不況になったから不況に強そうな〇〇業界にでも、転職してみようかなー。
こんな気持ちで転職をするのであれば、止めた方がいいです。
相手方に失礼ですし、仮に運よく転職できたとしても、上手くいかない可能性が高いです。
転職を成功させるために気持ち的な大切なポイントは
面接官はあなたを見抜きますよ!
逆に「覚悟」と「謙虚さ」があれば、先程も書きましたが、運送業や介護業界は人手不足なので、いくらでもチャンスがある業界です。
転職をする時は「覚悟」と「謙虚さ」は忘れないようにしてください。
焦って転職をする
新型コロナの影響で転職理由が収入減であると、焦って転職先を探しがちになります。
今回のような非常事態に限らずですが、転職を焦ってすると良い結果にはなりにくいです。
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理由として、転職はタイミングや運に左右される場合が多くあるからです。
「自分に合った求人募集があるか」これはタイミングです。
「自分に合った求人募集で求めているスキルが自分のスキルと一致しているか」これは運の要素もあります。
また人材紹介会社や転職転職エージェントを使うにしても、良い会社や良い人に当たるかどうかも運ですよね。
もちろん転職活動期間が長ければ長いほど、良い訳ではありません。
しかし、焦らずに転職は長期戦だと考えれば、自分に合った求人を待ったり、内定をもらっても、どこか納得行かなければ、他社も応募してみようということも出来ます。
転職理由が収入減などであれば、内定を早くもらいたい気持ちは本当によくわかります。
しかし、ここはその気持ちをグッと堪えて、失業保健など公的な制度も利用しつつ、出来るだけ焦らない転職活動をお勧めします。
口で言うのは簡単ですが、実際「お金」の問題は非常にシビアです。
その為「転職は焦らない」ということを頭の片隅にでも置いてもらえると良いと思います。
非常事態時の私の転職経験
ちなみ私はリーマンショックで大不況になった時に転職をしました。
収入は上がりましたが、今後悔しているかと言われると、ズバリ後悔している気持ちがあります。
収入は上がりましたが、転職先がやりたい仕事だったかと言うと、そうでもなかったためです。
転職前の仕事の方が自分のやりたいことでした。
リーマンショックでボーナスも無くなり、ちょうど家も購入して、長男の誕生も重なった時でした。
とにかく収入がないと困る状況だったために、収入が多い職場に転職をしました。
正直、かなり焦りまくっていました。。
後悔しない転職をするために、私の経験も交えてですが「焦らない転職活動」をお勧めします。
まとめ
新型コロナの関係で、今後の経済や転職市場はまだ予測できない部分もたくさんあります。
新型コロナをきっかけに転職をする人、転職をせざるを得ない人、様々いらっしゃると思います。
「気持ちを強く持って!」と言うのは無責任かもしれませんが、気持ちが自暴自棄になっては良い結果は生まれません。
新型コロナの影響で転職をするのであれば、「覚悟」と「謙虚さ」を持って、焦らずじっくり転職活動を行って下さい。
転職活動に困った時は、自分の記事を見てもらえれば幸いです。
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