仕事がうまくいかない時は誰にでもあります。
頑張ってもうまくいかずに「どうしたらいいんだろう、、」と悩むこともあると思います。
今回は仕事がうまくいかない時の考え方についてご紹介します。
最後までご覧ください。
仕事がうまくいかない原因は『必ずある』と捉えることが大切
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
まずはこの言葉をご紹介します。
先日にお亡くなりになられた、プロ野球の野村克也監督の言葉として知られていますが、元々は江戸時代の剣術の達人の言葉だそうです。
この言葉は真理を突いている言葉です。
ノムさんが言うには、
『ラッキーで勝利を拾うことはあるが、どんな敗戦にも必ず敗因がある。不運だけによる敗戦はない。それを厳しく自己分析することが、次の勝利を導くための第一歩。勝因ではなく、敗因を徹底的に分析することが重要である』
素晴らしい言葉ですね。
この言葉を仕事に置き換えて考えてみましょう。
ラッキーで売上が上がる!?
例えば営業に例えると、確かにラッキーで売上が上がることはあると思います。
- たまたま顧客が自社商品を必要としていた
- 営業先担当の機嫌が良かった
- 上司、先輩からのおこぼれをもらった
自分の実力や努力とは関係なく、タイミングが良かったことや他者の状況によって、売上が上がった場合です。
営業の以外でも、仕事上の問題を第三者が解決してくれたり、人間関係で悩んでいたら相手が退職や異動になったりして、自然に問題が解消されることもラッキーと言えるでしょう。
このように、仕事に置き換えてもラッキーで「勝つ」ことはあると思います。
アンラッキーで売上が下がる!?
「ラッキーで売上が上がる」ことを、逆に考えると「アンラッキーで売上が下がる」ということになります。
ここでノムさんや江戸時代の剣術師は、、
違うんや。。と言っているように聞こえてきますね。
(関西弁と捉えるのでなく、ノムさんのボヤキ風に捉えて下さい( ;∀;))
アンラッキーで売上が下がったと思われること
- 景気が悪くなった
- 同業他社が隣接にできた
- 市場的な問題でその商品価値が薄れてきた
- 得意先が倒産した
このように一見、自分ではどうしようもないことで「アンラッキーだったね」と言われる事項と思われがちです。
しかし、ここで考えてもらいたいことが、
ということです。
確かに不確定要素もあり「しょうがない、、仕方がない、、」と片付けることは簡単です。
そうではなく「景気が悪くなっても売上を伸ばしている会社はたくさんある。だから仕方がないで済ませない!」と考えることが大切なのです。
景気は良いときもあれば悪いときもあることは、これまでの経済の歴史から、誰でも知っている明らかなことです。
「景気が悪くなったから、売れない」ではなく、景気が良いときに、景気が悪くなったときのことを考えて、手を打っていないことが落ち度であり、反省すべき点です。
同じように、問題が起きたとき、クレームが多発したときなど「悪いことが起きたとき」には必ず原因があります。
起きたこと自体を、他者のせいにするのではなく、必ずこちらに原因があると捉えて、次から同じことが起きないように対策を講じることが大切です。
「負けに不思議なし」の意味は「不思議あり」と他者や環境のせいにするのではなく「不思議なし」と負けた時には、必ず自分に原因があるはずだと認識することが大切です。
仕事がうまくいく考え方
これらをまとめると、逆に仕事がうまくいく考え方は下記のようになります。
- 「勝ち」は他者のおかげでラッキー!
- 「負け」はアンラッキーではなく、自分に原因がある
このように考えることができれば、仕事がうまく行きはじめます。
「勝ち」を他者のおかげと捉えれば「よーし、自分の実力ではないから、まだまだ頑張ろう!」と奢りもなくなりますし、まわりへの感謝の気持ちも忘れないでしょう。
「負け」はアンラッキーだったと捉えると、そこから何も得るものはありません。
どんな悪いことが起きても「自分が原因」と捉えることで、始めて「原因分析→対策実行」を行うことができます。
そうすると、今後同じ「悪いこと」が発生する可能性を下げることができます。
まとめ
仕事がうまくいかない時に原因を環境や他者のせいにすると、ますます仕事はうまく行かなくなります。
まずは「うまくいかない原因は必ずあり、それは自分が原因だ」と捉えることが大切です。
すぐに身につかないと諦めるのでも、自分を責めるのでもなく「こういう考え方が大切なんだ」と頭に入れておけば、いつかそれを引き出す場面が出てくるはずです。
最後に繰り返しますが、自分を責めるのはやめて下さいね。
仕事がうまくいかない時、上司とうまくいかない時など「負けに不思議の負けなし」と考えてみて下さい。
そこで、一回立ち止まって「原因は必ずある、それは自分に原因があるのではないか」と捉えることができれば、きっと問題は好転していきます!
諦めず、腐らず、めげずに、少しずつ前に進みましょうね。
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