あれこれライフ

転職や仕事や趣味などあれこれ語ります(主に40代男性に送る)

因数分解は本当に役に立たないかを考える

今回は「因数分解」について書きます。

 

いつも、

こんなの役に立つの?

何のためにやっているの?

 

と学校教育の悪者の権化みたいに言われている「因数分解」を救うために、「因数分解は本当に役に立たないか」を考えたいと思います!

 

 

世界のキタノ

北野武監督は著書で因数分解について、下記のように語っています。

 例えば、Xっていう殺し屋がいるとするじゃない。そいつがA、B、C、Dを殺すシーンがあるとする。

 普通にこれを撮るとすれば、まずXがあらわれて、Aの住んでいるところに行ってダーンとやる。今度はBが歩いているところに近づいて、ダーン。それからC、Dって全部順番どおりに撮るじゃない。

 それを数式にすると、例えばXA+XB+XC+XDの多項式。これだとなんか間延びしちゃう感じで美しくない。XA+XB+XC+XDを因数分解すると、X(A+B+C+D)となるんだけど、これを映画でやるとどうなるか、という話が「映画の因数分解」。

 最初にXがAをすれ違いざまにダーンと撃つ。それから、そのままXが歩いているのを撮る。それでXはフェードアウトする。

 それからは、B、C、Dと撃たれた死体を写すだけでいい。わざわざ全員を殺すところを見せなくても十分なわけ。それを観て、「Aを殺したのはXだとわかったけど、その他のやつらを殺したのは誰なんだ」と思ってしまうバカもいるとは思うけど、そういうやつははなから相手にしていない。

これを簡単な数式で表すと、X(A+B+C+D)。

 この括弧をどのくらいの大きさで閉じるかというのが腕の見せどころで、そうすれば必然と説明も省けて映画もシャープになる。

 

ご存知の方もおられると思いますが、私はこのエピソードが強く印象に残っています。

 

因数分解をこのように考えたことが、まずなかったですし、思いもつきませんでした。

「因数分解って役に立つんじゃないか!?」と思った、きっかけでもありました。

 

問題解決の必須アイテム

職場で問題があった時も、因数分解で考えるとうまく解決できる場合があります。

 

職場の人手不足の問題があったとします。

よくあるのが、現場は「人がいません!どうにかして下さい!」と本部に伝えます。

 

ここで、ただ「人がいない!」と伝えるだけではなく、「人がいない」を因数分解してみます。

人がいない

全シフトで人がいないのか?

シフト調整では対応できないか?

対応できないのであれば、

正社員が必要なのか?パートで良いのか?

パートで良いのであれば、週何回の何時間のパートが欲しいのか?

結論

パートで良いので、週3回程度で5時間ぐらい勤務できる人が欲しい。

 

自分は勝手に、

「問題の因数分解」と呼んでいます(^^)

 

要望がピンポイントになったので、本部も新規募集や人事が考えやすくなりました。

 

上記の例で伝えたいのは、

問題を因数分解(細分化)することによって、対応すべき点が明確になり、対策が立てやすいということです。

 

問題が「人がいない」、「売上が上がらない」だと問題が大きすぎて、どこから手をつけて良いかわからなくなります。

 

私は因数分解という言葉を使いましたが、問題をこれ以上、細分化できないというところまで、細かくすれば、対応策が具体的になるということです。

 

直接的じゃなく間接的に考えよう

「因数分解なんて日常生活で使わない!だから、勉強しても意味がない!」と直接的に考えるのではなく、因数分解のように数学的思考で考えると物事がスッキリしたり、良い解決策が生まれたりする。

 

というように間接的に捉えたら、良いのではないでしょうか。

 

まとめ

現代はネットの普及で情報が溢れています。

 

数学的思考はその情報を、

  • くっつける
  • 分解する
  • 変換する
  • 比べる
  • 証明する

などなど、情報の整理するために必要ではないかと思います。

 

情報の整理と同様に頭の整理ができる人は、

「AがBになってCになる」のように、論理立てて物事を認識し、かつ人に正確に伝えることができます。

 

因数分解に限らず、図形の証明や微分・積分などを勉強することによって、これらが身につくのだと感じています。

 

私も今になって、数学の重要性がわかりましたが、学生の時はもちろん、わかりませんでした。。

 

最近は「数学的思考の本」や「中学生、高校生の数学がわかる!」などの本もよく見かけます。

「読書の秋」でもありますので、、学生時代を思い出し、数学を勉強するのも良いのではないでしょうか(^O^)