突然ですが、、あなたは「許せない人」がいますか?
信じていた人に裏切られた、騙された、いじめられたなど「許せない」理由は人それぞれです。
「許せない人を許してみよう」と題して「許す」について考えます。
「許す」のは、とても難しいことです。
ただ「許さない」とあなたが苦しんでしまいます。
記事を読み終えると、あなたは「許す」意味がわかり、スッーと心が楽になるはずです。
許せない人を許してみよう【自分のために】
「許さない」感情を持つとどうなるか
「許す」ことについて考える前に「許さない」ことを続けると、どうなるか考えてみましょう。
「許さない」感情は「憎しみや怒り」を持っています。
この「憎しみや怒り」の感情を持ち続けるとどうなるでしょうか。
イライラすることが多くなりますし、思考もネガティブになります。
また潜在的に「許せない自分」を責めてしまい、自己嫌悪にも陥ります。
こうした負のループで身体も心も疲弊してしまうと、人生は決して良い方向には向かいません。
「許す」ことの効果
「許す」ことの効果は、先程お伝えした、負の感情や罪悪感が無くなるということです。
「許す」ことで自分自身が癒されます
身体も心も疲弊しなくなると、生きる活力が増し、思考もポジティブに変化していきます。
相手を許すことで、罪悪感が無くなれば、それは自分も許したことになります。
これらの理由から「許す」ことは相手のためではなく、自分の人生を良くするためにすべきことなのです。
「許す」ためにどうすれば良いか
では「許す」ためにどのような考えを持てば良いでしょうか。
口で言うのは簡単ですが、なかなか「許す」ことは難しい感情です。
相手への怒りや憎しみが大きければ大きい程「許す」ことは困難になってきます。
時間が解決してくれる
これまで許せなかった相手を急に「よし!許そう!」と感情を180度変えることのできる人は問題ありません。
ただ人の感情はなかなか急には変わらないものです。
ここはあまり深く考えないようにして、時間と共に「怒りや憎しみ」が消えていくのを待つのも一つの方法です。
どうしようもない怒りや憎しみ、悲しみの感情があり「一生この感情は消えない!」とその時は思うのですが「時間」が必ず解決してくれます。
急に「許す」ことはできないと思えば「時間」に身を任せてみましょう。
相手も事情があったのだと考える
許せない行為をした相手の気持ちになって考えてみましょう。
- やむを得ない事情があったのかもしれません。
- 相手も苦しかったのかもしれません。
全てを共感するのは難しいですが、冷静に相手の気持ちになってみましょう。
もしかしたら、自分の思い込みが見えてくるかもしれません。
相手は相手なりに「そうせざるを得ない」状況があったかもしれません。
人に話す

「許す」ためにとか、そこまで考える余裕はなく、誰かに話さないと自分の心が持たなかったのです。
振り返ると、自分の心を保つために、ほぼ無意識で行った行動です。
そこで話しを聞いてもらえるだけでも、心がとても楽になりました。
できれば話しを聞いてもらう時は、お酒が入らない方が良いと思います。
お酒が入ると、感情が高ぶって、通常の感情ではなくなるためです。
紙に書き出す
- なぜ、許せないのか
- なぜ、許せない感情になったのか
紙に書き出して、頭の中を整理してみましょう。
そこで客観的に考えることができ、許すことができれば、それでOKです。
それでも許すことができなければ、逆に感情の赴くままに思いついたことを書きましょう。
相手に対する悪口でも罵倒でも良いです。
- 「こうして欲しかった」という要望でも良いです
- 「私はこんなに悲しかったんだ」という主張でも良いです
とにかく感情の赴くままに書いてみて下さい。
そして最後にこの一行だけを付け加えて下さい。
「それでも私はあなたを許します」
一回やっても許すことができなければ、繰り返しやってみて下さい。
「紙に書き出す」ことは、自分の感情を変えるために、とても効果的な方法です。
まとめ
「許す」意味と「許す」ための方法をご紹介しました。
「許せない」期間が長ければ長いほど、自分自身の苦しみも長く続きます。
だからと言って、簡単に「許す」こともなかなか難しいことです。
大切なことは、繰り返しになりますが「相手」のためではなく「自分」のために「許す」ということです。
少しスピリチュアル的な話しになったかもしれないですが、、
人生生きていたら「許せない人」の一人や二人どうしても出てくるものです。
これは避けては通れないですよね( ;∀;)
その時に本記事を参考にして「あなたのため」に「許す」ことを実践してもらえれば幸いです。