今の会社がつらくて仕方ない人に送ります。
一刻も早く今の会社を辞めたいのではないでしょうか。
転職を6回した私もその気持ちは痛いほどわかります。
ただ、次が決まっていなければ、早まって会社を辞めることはストップしてください。
次が見つかるまで、休職してでも今の会社にしがみついた方が良い理由をご紹介します。
すぐ辞めたい、逃げたい気持ちをぐっとこらえて、まずは最後まで本記事を読んでくださいね。
次を決めずに退職してはいけない理由
退職したら無収入になる現実
これは当然と言えば当然なのですが、いざ現実になると予想以上に精神的にきついです。
「貯金があるから大丈夫!」と思われたかもしれませんが、、毎月お金が減っていくのは恐怖でしかありません。
失業手当も退職後2~3か月後にしか支給されません。
しかも退職後は「社会保険」→「国民健康保険」に切り替えると(任意継続もあり)、これまで会社と折半だった保険料は全額自己負担になります。
【退職後の健康保険についてはこちらから】
退職後に健康保険はどうなるか知っていますか? 退職後に再就職をしない場合や、再就職までに時間がある場合は、「任意継続」「…
しかも会社の給与から天引きされることが多い、住民税は退職後も支払わなければなりません。
退職後の住民税は、再就職のタイミングや退職した時期で異なります。住民税は前年の所得に対して課税されるため、退職後はこれま…

脅しではありません。。( ;∀;)
退職後にも「お金がかかる現実」を把握することが大切です。
退職した会社は助けてくれない現実
会社を辞めれば、あなたについている肩書や役職は全てなくなってしまいます。
これまで会社の事務にお願いしてやってもらっていたことも、自分でしないといけなくなります。

これも当たり前にように、会社でやってもらってると思います。
必要書類を提出すれば、あとは会社が勝手にやってくれて、還付金があれば給料で受け取れます。
会社を辞めたら、これが当たり前ではなくなります。
自分で「確定申告」をしなければいけません。
税金関係なので、「した方がいい」ではなく「しなければいけない」のです。
国民健康保険も住民税の手続きも自分でしなければなりません。
私たちは「会社がやってくれていること」を知らないだけで、会社員であるだけで事務的にとても助かっているのです。
会社を辞めてから「会社はこんなにいろんなことをやってくれてたんだ」と気が付くことが多いです。
会社はあなたを簡単に解雇できない
会社はあなたを簡単に解雇できません。
あなたが犯罪や法に触れることをしたのなら別ですが、、そうでなければ少々のことでは解雇にはなりません。

次を決めてから、会社を辞めても決して遅くはないのです。
メンタル不調であれば、特に退職してはいけない
メンタル不調(うつ病)であれば、なおさら今の会社を退職しないことをおすすめします。
「今の会社がブラックなんでうつ病になったんだよ!」と言われる方もいると思います。
そういう方に「会社をずっと辞めるな!」と言っているわけではなく「完治するまで辞めないで!」と言いたいのです。
辞めると治療の専念はできますが、ご紹介したように収入がなくなったり、健康保険料も全額払わないといけなくなります。
治療が長期化すれば、金銭面だけでなく「働いていない現実」がのしかかり、まじめな人ほど自分を責めて追い込んでしまいます。
メンタル不調が完治していないのに、働いていない焦りから安易に転職先を選んでしまい、すぐまた辞めてしまう人もいます。
退職後の「負のループ」だけは防がないといけない
メンタル不調で会社を辞める
↓
働いていない罪悪感から完治していなくても、安易に転職先を選ぶ
↓
自分に合わず、すぐ辞めてしまう
↓
すぐ会社を辞める自分を責める
↓
メンタル不調が治らない
↓
働いていない罪悪感から完治していなくても、安易に転職先を選ぶ

真面目な人ほど「会社にこのままいても迷惑がかかる、、」と考えるかもしれません。
ただ一番大切なのは「あなたの人生」です。
会社に在籍している限り、使えるものは使って、メンタル不調が完治するまで退職しないでください。
あなたは仕事で疲れたときに休めていますか? 真面目な人や責任感が強い人ほど、なかなか休めていない現状があるのではないでしょうか。また「休む」こと自体に「私だけ休んでもいいのだろうか、、」と罪[…]
次の仕事決まってないけど辞めるぐらいなら休職した方がいい!
休職という選択肢もある
- 退職したら会社は助けてくれず無収入になる現実
- メンタル不調を完治させないと「負のループ」になる現実
この2点をご紹介しましたが、「でもつらくて仕方ない、、明日会社に行くのもつらい、、」と思ったら、退職する前に休職を考えてください。
どの会社にも就業規則があり「休職」に関する規定があるはずです。
休職中でも会社に「在籍」しているので、社会保険料は折半です。
勤務していないので、給料は支給されませんが、社会保険料の負担が半額で済むのはとても大きいです。
また病気(うつ病など精神的なものを含む)やケガで療養中であれば「傷病手当金」ももらえます。
【傷病手当金についてはこちらから】
傷病手当金は退職してからでももらえますが、要件があります。
休職中でも会社には在籍しているので、傷病手当金についても会社に聞くことができます。
退職してしまうと、会社に在籍していないので、お伝えしたように自分のことは自分で全て調べなければいけません。
公的機関に聞くこともできますが、休職中でも会社に在籍している限り、困ったときは会社に聞くことができるのも心強い点です。
休職中に体調を整える
休職の目的は「崩れた体調を元に戻す」ことです。
これは身体的な病気でも、心の病気でも同じことが言えます。

身体と心を整えてから、次の道を決めるか、また退職を留まっても良いと思います。
いずれにしても大切なのは、言葉が悪くなりますが「会社を利用して身体と心を整える」ことです。
それから次のことは考えましょう。
休職中でも会社に報告はきちんと行う
メンタル不調で休職してもいいという話しをしましたが、会社に状況報告だけはきちんと行ってくださいね。
メンタル不調や病気やケガで休職するためには、医師の診断書が必要な場合が一般的です。
会社の指示に従い、状況報告と診断書を提出してください。
会社のせいでメンタル不調になり、休職したとしても、手続きをしてくれる事務の人が悪いわけではありませんよね。
いくらブラック企業でもこちらは礼儀を尽くし、利用するところはしたたかに利用しましょう。
次の道に進むと決心した場合
働いていても、休職中でも「次に進む」と決心した場合は、在職中に次の転職先を探しましょう。
在職中の転職活動の方法は次の記事を参考にしてください。
在職中に転職活動を始めたときに、抑えておくべきポイントがあります。在職中は会社にバレないように転職活動を進めていきたいですよね。 本サイト「転職ミチシルベ」では「在職中」に転職活動することを強くおすすめして[…]
あなたは転職活動は「在職中に始める」「退職後に始める」どちらが正解だと思いますか?実際にどちらが良いのか迷われている方も多いと思います。 私は6回転職を経験しました。その経験から「転職活動は在職中か[…]

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会社のせいでメンタル不調になったのなら、なおさら会社を利用しながら転職活動してください。
休職中に転職活動しても大丈夫ですよ!
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世間体より自分のこれからの人生を大切にする
今の会社に勤務(休職)しながら、転職先を探すのは心苦しいかもしれません。
メンタル不調で仕事に身が入らず、怒られることもあるかもしれません。
「いっそ辞めた方が会社にも迷惑がかからないかな、、」と考えるかもしれません。
世間体や会社のことより、まず一番に考えないといけないことは「自分のこと」です!
- 会社を辞めて無収入になる
- 無収入から安易に転職先を選んでしまう。
- メンタル不調のまま、次の会社に入社して実力が発揮できない

あなたは周りの人に流されるタイプですか?それとも自分軸をしっかり持って、自分が決定して行動するタイプですか? 他人の意見を参考にすることは大切です。しかし、人生の大事な決定事項の判断を他人に委ねてし[…]
まとめ
次を決めずに辞めるぐらいなら、休職してでも今の会社にしがみつく理由をご紹介しました。
本記事を書こうと思ったのは理由があります。

私は現在46歳ですが、同年代の40代である程度役職もあり、メンタル不調に陥っているのです。
これまで会社のために頑張ってきたのに、厳しい就業環境の中で結果だけが求められ、メンタルをやられています。
そしてみんな言うのです。
「このままだと会社に迷惑がかかるから退職しようと思う」
半分は「もう会社から逃げたい」気持ちもあると思います。
ただメンタルをやられ、人生を悲観して「自分がいない方が会社のためになるかな」と考えてしまうのです。
そんな方に「待った!」をかけたいのです。
会社のせいでメンタルをやられたのであれば、完治するまで会社を利用し尽くしてください。
そしてメンタルをやられたまま、退職してしまうと、ご紹介した負のループに陥る可能性があります。
繰り返しますが、会社の迷惑や世間体、他人の声を考える前に「自分のこれからの人生」を最優先に考えてください。
自暴自棄にならず、逃げたい気持ちを少しだけ堪えて、これからの自分のために踏ん張ってください。
本記事を読んで、あなたが振り返ったときに「次を決めてから退職して良かった」と思ってもらえれば幸いです。
そして次を探すのであれば、転職エージェントのサポートを受けると、希望の転職先が見つかる可能性が高まります
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これらを活用しながら、自分の行きたい道を探すのも良いかもしれませんね。
客観的に答えてくれるので、自分では気が付けない一面も見えてきます。
転職を少しでも考えたら、次の記事を見て行動して、人生を変えるチャンスを手に入れてくださいね!
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