転職を考えたときに「自分の希望に合った職場に転職したい」と誰でも思いますよね。
自分の希望の中で、待遇面や環境も重要になりますが「会社の規模」も大切な要素です。

本記事は転職を考えている方に向けて「大企業に転職するメリット・デメリット」をご紹介します。
「大企業の当たり前」が「中小企業では当たり前ではない」ケースもたくさんあります。
自分の希望や性格などを考慮し「自分は大企業に向いているか」確認しながら、最後までご覧ください!
大企業と中小企業の定義
まずは大企業と中小企業の定義をはっきりさせておきましょう。
大企業の定義
法律で「大企業」そのものが定義されているわけではなく、中小企業基本法第二条で定義された「中小企業」の反対解釈として「大企業」とみなすのが一般的である。
wikipediaから引用
大企業の定義ってもともとないんですね( ;∀;)
「中小企業ではない企業が大企業である」という定義のようです。
不思議な感じですが、、これはこれは飲み込みましょう。。
中小企業の定義
①製造業その他
資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人
②卸売業
資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人
③小売業
資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人
④サービス業
資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人
「中小機構」のサイトから引用
中小企業の定義は業種によって異なりますが、資本金と従業員数で決まります。
上記の条件に当てはまると中小企業ですし、当てはまらないと大企業になるわけです。
大企業への転職のメリット
給与・賞与水準が高い

理由は明確で中小企業より売上や利益があるからです。
売上や利益が上がらないと社員の給与・賞与は上がりません。
単純に給与が高い会社への転職を目指すのであれば、大企業への転職をおすすめします。
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福利厚生・研修面が充実している
また、売上・利益が上がっている大企業ほど福利厚生・研修面も充実しています。
利益を税金でたくさん取られるぐらいなら「福利厚生や研修面を充実させて社員に還元をした方が良い」という考えの大企業が多いです。
やはり儲かっていると、それだけ社員は給与面や福利厚生面で恩恵を受けることができます。
スケールや規模の大きい仕事ができる
大企業では中小企業ではできない、スケールや規模の大きい仕事ができます。
予算も中小企業では絶対に出せない予算がつきます。
何億・何十億を動かすプロジェクトに携わることもできます。
大きなプロジェクトを若い内に経験をすることができれば、後々自分の大きな財産になります。
「コミュニケーション能力」や「調整力」をつけることができます。
あなたは職場でコミニュケーションがうまく取れていますか? 仕事を円滑に進めるため 人間関係で円滑に保つため 自分が思った通りに物事を進めるため 職場では様々な場面で、上手にコミニュケー[…]
専門性が身につく
中小企業だと総務や経理や人事の仕事もごちゃまぜで少人数で行うことが多いです。
「人事の採用もしながら、給与計算も兼務している」というような形です。
大企業だと人事でも「新卒採用」と「転職者の採用」で部門が分かれていたり、細かくやるべき業務が細分化されています。
1つの業務に特化して仕事ができるので、業務範囲が狭い分、高い専門性を身に付けることができます。
社会的信用が得られる
家や車を買う時にも、大企業なら社会的信用が高いので、ローンの審査が通りやすいです。
これって意外にあるんですよね。
私は地方出身で東京に1年だけ転勤で住んだことがあります。
名もない地方の中小企業に勤めていました。
転勤に伴い、社長から「自分で好きな部屋を借りていいよ」と言われました。
これもいい加減ですが、、私は東京で自分で部屋を探したのです。

社宅扱いなので、会社名義で部屋を借りようとしても、名もない中小企業には部屋を貸してくれないのです。。( ;∀;)
これ東京では当たり前のことなのかもしれませんが、、地方出身の私には信じられませんでした。
やはり田舎はその点はユルく、比較的簡単に部屋を借りることができます。
結局、かなりさびれた潰れそうな(すみません。。)おじいさん一人でやっているような不動産屋で直接管理している物件を借りることができました。
この経験から大都市になればなるほど「大企業の信用はすごい」のだと身を持って感じました。
また転職時も大企業に在籍した経験は優位に働くことが多いです。
誰でも知っている大企業や、その業界で大きくシェアを占めている企業に在籍していると、転職時の信用度が違います。
「会社の名前だけで判断するなんて!」と思う気持ちはよくわかりますが、、これが現実です。。
大企業への転職のデメリット
部署異動や転勤がある
大企業だと全国に支店があったり、部署も細かく分かれています。
業務に関しては「ジョブローテーション」とも言われ、様々な業務を経験するために部署異動があります。
また大企業は何年かごとに転勤がある場合もあります。
「転勤OK」「転勤NG」で総合職、一般職など名称で分けている大企業もあります。
「地元で一生働きたい」というような希望がある場合は、転職時に確認されることをおすすめします。
派閥がある・年功序列の傾向が強い
大企業はやはり根強い、昔ながらの考え方がある場合が多いです。
「実力主義」と言いながら、どうしても待遇が年功序列のところがあります。
年功序列は人によってはメリットにもなり得るかもしれません。

自分の好きなように仕事はできない
大企業で自分の好きなように仕事ができ、裁量権もあるというケースは稀です。
やはり仕組みやルールがしっかりあるので、決められた範囲内で仕事をするというのが一般的です。
自分の好きなように仕事をしたい人は、大企業には向いていないと思います。
スピード感ある仕事はできない
1つの稟議書を通すだけでも「主任→係長→課長→次長→部長」の承認が必要なのが大企業です。
稟議書1つ通すだけで、1ヵ月かかるということもあります。
また稟議書を通すために、直属の上司の上の上司に根回ししないといけないこともあります。
物事を1つ進めるだけでも多大な労力が必要になります。
多くの人数を間に挟む分、どうしても仕事のスピード感は落ちます。
まとめ
あなたの希望と大企業の特徴を照らし合わせよう
大企業に転職をするメリット・デメリットをご紹介しました。
メリットを次にまとめます。
- 中小企業より給与・賞与水準が高い
- 福利厚生・研修面が充実している
- スケールや規模の大きい仕事ができる
- 専門性が身につく
- 社会的信用が得られる
デメリットを次にまとめます。
- 部署移動・転勤がある
- 派閥がある・年功序列の傾向が強い
- 自分の好きなように仕事はできない
- スピード感ある仕事はできない
「大企業が悪い!」「中小企業が良い!」こんな簡単な問題ではないんですよね。。
大切なのは以下のことです!
ご紹介した「大企業のメリット・デメリット」をあなたの転職する際の判断基準として活用してください。
私の経験から大企業・中小企業の違い
最後に私の経験からお話しします。
自分で仕事を切り開いていくタイプは、中小企業で揉まれた方が早く経験やスキルが身に付きます。
特に20代・30代で中小企業を経験して「広く浅く」仕事に携わると知識が身に付き、将来自分の財産になります。
「あれもこれも」やることは大変ですが、その経験と知識は決してムダにはなりません。
「安定を求める方」や「言われたことを黙々とやりたい方」は大企業がおすすめです。
給与や研修面も中小企業より充実している場合が多く、比較的安心して仕事に打ち込めます。
仕事も細分化しており、特化したスキルは身に付きやすいです。
また、大きなプロジェクトの中で仕事をすると「コミュニケーション能力」や「調整力」が身に付きます。
これは人数が多ければ多いほど、身に付けることができるスキルです。
転職を考えた際に、自分は「大企業向きか・中小企業向きか」あなたの希望や性格、大切にしたいものや将来のビジョン、あらゆる角度から照らし合わせましょう。
それが転職のミスマッチを防ぐために大切なことです。
本記事があなたの「転職を成功させるため」にお役に立てれば幸いです!(^^)!
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相談してから転職するか、現職に留まるか判断すれば良いと思います。
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