就職や転職を考える時に「自分の希望や性格に合った職場で働きたい」と誰でも思いますよね。
その中で、待遇面や環境も重要になりますが「会社の規模」も大切な要素です。

本記事は就職や転職をする方に向けて「中小企業に転職するメリット・デメリット」をご紹介します。
「大企業の当たり前」が「中小企業では当たり前ではない」ケースもたくさんあります。
自分の希望や性格などを考慮し「自分は中小企業に向いているか」確認しながら、最後までご覧ください!
中小企業で働くメリット
出世できる可能性が高い
例えば大企業に就職や転職をして、一般職から部長を目指したとします。
どれだけの役職を経て、どれだけの人を追い越さないといけないでしょうか。
一般的な大企業の例だと、
『主任→係長→課長→次長→部長』

もちろん会社によって名称が違ったり、もっと役職があるかもしれません。
大企業だと部長になるまでこれだけの役職を経て、それだけ競争に勝ち抜かないといけません。
中小企業だと役職も大企業ほど多くありません。
競争する人数自体も少ないので、出世できる可能性は大企業より中小企業の方が高いです。
自分のアイデアやスキルを活かせる
自分のアイデアやスキルが発揮しやすいことも、中小企業に転職するメリットです。

最終決定者との距離が近いので、自分のアイデアやスキルを認めてもらえれば、中小企業は自分のしたいことができやすい環境と言えます。
スピード感のある仕事ができる
自分と最終決定者の間の人数が少なければ少ない程、スピード感がある仕事ができます。
早く決済や承認をもらえれば、その仕事にすぐ取り掛かることができます。
もし決済や承認が「ダメ」になって、自分の意見が通らなかったとしても、軌道修正をすれば良いだけです。

そうなると、どうしてもスピード感は落ちますし、自分のしたいことがなかなかできません。
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コミュニケーションが取りやすい
これも従業員が少なければ少ないほど、コミュニケーションと意識統一が取りやすいです。
従業員が増えれば増えるほど「この人にもあの人にも、伝えなければならない」となり、時間もかかります。
またこれも従業員が増える程「Aという決定事項」を勝手に「Bという決定事項」に勘違いしたり、聞き間違えたりする人が出てきて、意識統一が難しくなります。
中小企業の方が簡単に言うと「人数が少ないから話しが早い」ということです。
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幅広く知識・スキルを身に付けることができる
中小企業は大企業に比べて従業員数が少ないので、職種や業務が細分化されていません。
例えば「人事部」を例にします。
大企業であれば「新卒採用」と「中途採用」の部門に分かれていることが多いです。
あなたが大企業の人事部の「新卒採用」に配属されたら、ターゲットは「新卒のみ」です。
「新卒」に対する人事の経験やスキルは身に付きますが、「中途採用」はやっていないので、当然経験も何もつきませんよね。
その点、中小企業で人事部に配属されたら「新卒採用」も「中途採用」も担当することが多いです。
ということは、当然「新卒採用」も「中途採用」どちらも経験できます。
あなたがこれから転職を考えたとして、人事部で「新卒のみ」しか経験していない場合と「新卒と中途採用」どちらも経験している場合、どちらが転職に有利でしょうか?
他にも中小企業で規模が小さければ小さいほど職種や業務の境目があいまいになります。
「総務もやりながら経理もやり、人事も少し手伝う」こんなこともよくある話しです。
こうなればさらにスキルや知識を身に付けることができます。

100人の給与支給業と3500人の給与支給業務も、根本にある「仕組み」や「考え方」は変わりません。
少し乱暴な言い方をすると、少ない従業員数でも給与支給業務をしたことがあれば、何万人もの従業員の給与担当もできるということです。
従業員数が多いことで、やり方は変わりますが、根本の考え方は同じだからです。
中小企業で働くデメリット
大企業ほど給与・賞与が期待できない
正直、大企業より給与・賞与面は期待できません。
中小企業でも1人当の売上・利益が高ければ話しは別かもしれませんが、やはり大企業には劣る場合が多いです。
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福利厚生・研修も充実していない

福利厚生も研修も「ない」中小企業も多くあります。
「大企業→中小企業」に転職をする時は、大企業と同様の福利厚生や研修を期待してはいけません。
福利厚生面については、大企業がいかに恵まれているか痛感するはずです。
少人数で業務を行うので業務過多が起きやすい
お伝えしたように、中小企業は大企業のように業務が細分化されていないケースが多いです。

そうなると、どうしても「仕事が出来る人・仕事が早い人」に仕事がまわってきて、その人が業務過多に陥りがちです。
また「あの人しか、この業務が出来ない」というケースも中小企業ではありがちです。
これも業務過多になる原因の1つです。
様々な業務を経験できることは中小企業のメリットでお伝えしましたが、諸刃の剣で業務過多になる可能性はあります。
仕事に行くのがつらい もう、この仕事は嫌だ 身体的にも精神的にもしんどい 仕事をしている中でこのように思うことはありませんか?私は6回転職をしていますし、メンタルが強い訳ではない[…]
社長との相性でほぼ全てが決まる

ワンマン経営の会社は社長が全てです。
社長に嫌われたら「終わり」ということも正直あります。

公私混同があったり、どんなに頑張っても幹部になれなかったりします。
もちろん全ての家族経営の会社が悪い訳ではありませんが、、
私は家族経営の会社で痛い目に合った経験があるので、、あまりおすすめはできないというのが正直なところです。
【ジョブシフト】に寄稿しました!「ジョブシフト」は下記のサイトから。https://success-job.jp/ 「ジョブシフト」とは「ジョブシフト」は「株式会社Agoora」様が運営するサイトです。[…]
まとめ
あなたの希望や性格と中小企業の特徴を照らし合わせよう
中小企業で働くメリット・デメリットをご紹介しました。
中小企業で働くメリットを次にまとめます。
- 出世できる可能性が高い
- 自分のアイデアやスキルが活かしやすい
- スピード感がある仕事ができる
- コミュニケーションが取りやすい
- 幅広く知識やスキルを身に付けることができる
中小企業で働くデメリットを次にまとめます。
- 大企業ほど給与・賞与が期待できない
- 福利厚生・研修が充実していない
- 業務過多になりやすい
- 社長との相性でほぼ全てが決まる

大切なのは次のことです。
ご紹介した「中小企業のメリット・デメリット」をあなたが就職や転職する際の判断基準として活用してくださいね。
私の経験から大企業・中小企業の違い

自分で仕事を切り開いていくタイプは、中小企業で揉まれた方が早く経験やスキルが身に付きます。
特に20代・30代で中小企業を経験して「広く浅く」仕事に携わると知識が身に付き、将来自分の財産になります。
「安定を求める方」や「言われたことを黙々とやりたい方」は大企業がおすすめです。
給与や研修面も中小企業より充実している場合が多く、比較的安心して仕事に打ち込めます。
仕事も細分化しており、特化したスキルは身に付きやすいです。
また、大きなプロジェクトの中で仕事をすると「調整力」が身に付きます。
これは人数が多ければ多いほど、身に付けることができるスキルです。
就職や転職を考えた際に、自分は「大企業向きか・中小企業向きか」あなたの希望や性格、大切にしたいものや将来のビジョン、あらゆる角度から照らし合わせましょう。
それが就職や転職時のミスマッチを防ぐためにとても大切なことです。
後悔しない転職をするために
転職を考えたときに、一番不安に感じることは「転職に失敗したらどうしよう」ではないでしょうか。
- せっかく転職したのに自分に合わなかった
- 転職先がブラック企業だった
- 聞いていた話しと全然違った
- 前職の方が良かった、、転職するんじゃなかった
転職に失敗するのが怖くて、転職に踏み出せないことがあると思います。
この転職のミスマッチを防ぐためには、転職エージェントに無料登録して「転職のプロ」に相談することをおすすめします。
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面談してから転職するか、現職に留まるか判断すれば良いと思います。
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