あなたは「自分を責めてしまう」ことはありますか?
ただでさえ、落ち込むことや嫌なことがあったときに、さらに「自分を責めてしまい」ますます落ち込んだり嫌な気持ちになるときがありませんか?
私も「自分を責めてしまう」傾向があります。
今回は「自分を責めることをやめたい人」に向けて「自分を責めない」ためにはどうすれば良いか、一緒に考えていきたいと思います。
自分を責める人の特徴
自己肯定感が低い
自分を「大切な存在だ、価値ある存在だ」と認めることができません。
「こんな自分はダメだ」「もっと頑張らないと認めてもらえない」と自己肯定感が低いために自分を責めてしまいます。
完璧主義
物事を完璧に行わないと気がすまない。
過度に高い目標を設定して、自分に厳しく追い詰める。
完璧主義な人は「これもできていない」「あれもできていない」だから「こんな自分はダメだ」と自分を責めてしまいます。
他人からの評価を気にする
「他人からどう思われているか」を極端に気にする人も、自分を責めてしまう傾向があります。
「失敗したら、他人からこう思われる」「できない人だと思われたら嫌だ」と他人の評価を気にするあまり、できていない自分を責めてしまいます。
いじめられた経験がある
いじめられた経験があり、かつ「いじめられる原因があなたにもある」と言われたことがある人は「自分が悪いからいじめられるんだ」という考えになっています。
いじめについては、いじめる方が100%悪いのです。
いじめられる方は1%の責任もありません。
「いじめられる方にも原因がある」といじめる側の間違った理屈を通すことが、一番いけないことだと思います。
いじめられる方に何か問題があったとしても「いじめる」という行為をして良い理由にはなりません。
自分を責めることをもうやめよう
失敗を怖れない
自分を責める人は失敗を極端に嫌います。
それは「失敗した自分は受け入れてもらえない」という気持ちになるからです。
失敗して覚えることもあります。
失敗した勉強になることもたくさんあります。
失敗しても自分を責める必要も全くありません。
まずは「失敗は悪いことではない」ことを認識しましょう。
自分を客観的に見る
「自分を責めている」自分を客観的に第三者の目線から見てみましょう。
「また、自分を責めてるよ!自分を責めても苦しくなるだけだから、やめたらいいのに、、」と他人事のように思ってみて下さい。
逆に友達が自分を責めていたら、あなたは何と声を掛けますか?
「そんなに自分を責めてもしょうがないよ。一生懸命やった結果なんだし。元気だせよ!」と励ましますよね。
その励ましを自分にしてみて下さい。
他人と比べない
他人と自分を比べることで、ますます自分を責めてしまいます。
- あの人より仕事ができない
- あの人より年収が低い
- あの人より学歴がない
「あの人」と「自分」は違うのです。
もっと言うと、同じ土俵で比べること自体が間違っているのです。
当たり前ですが、育った家庭や環境が違いますし、全く異なるものを同じ土俵で比べることはできないのです。
どうしても比べたいのであれば、
自分も他人も許す
「許す」ことは、なかなか難しいことです。
自分が幸せになるために自分も他人も許しましょう。
- 他人は許せるけど、自分は許せない
- 他人は許せないけど、自分は許せる
このようなパターンもありますが、多くのパターンは
- 他人を許せる人は、自分も許せる
- 自分を許せる人は、他人も許せる
自分も他人も許しましょう。
これは誰のためでもなく、自分のためです。
自分の一番の敵は自分
「自分」の一番の敵は「自分」です。
自分を責めて追い詰めて、苦しくしているのも自分です。
逆にこのように考えてみましょう。
「自分」の一番の味方は「自分」です。
自分が自分の味方でなくて、誰か味方なのですか?
一生の中で一番付き合いが長くなるのは、自分です。
そんな自分の味方になって、自分を大切にして認めてみましょう。
まとめ
自分を責める人は、心が繊細で傷つきやすいという共通の特徴を持っています。
やはり、幼少期に親から褒められる、認められる経験が少ないと自己肯定感を持つことができずに何かにつけて、自分を責める傾向になるのではないでしょうか。
自分を責めることをやめたい方は、ご紹介した「自分を責めることをやめる方法」を是非、実践してみて下さい。
自分を責めても、何も良い方向には行きません。
一度きりの人生です。
そうであれば、自分を責めずに認めてあげて、大切にしてあげる人生を歩んでいった方が絶対良いですよね!