上司からの指示に対して「できません。ムリです。」と答えてしまうことがありませんか?
仕事をする中で「できる・できない」と「やるか・やらないか」が頭の中でごちゃ混ぜになっている人がいます。
本記事は、仕事を「やるか・やらないか」で考える重要性をご紹介します!
最初は誰でもできないのです。
やらなければできるようにもなりません。
当たり前に見えて、仕事でとても大切なことをお話しします。
仕事を「できる・できない」で考えず「やるか・やらないか」で考える
すぐに「できません」という人
冒頭でもお伝えしましたが、上司から仕事を振られて「それ、できません」と答えてしまう人がいます。
また会社で「仕事の手順」が変わることはありますよね。
「これまでこのようなやり方をしていたけど、次からはこのようにしよう」という手順の変更です。
そのときでも「それはムリです。できません」と間髪入れずに答えてくる人がいます。
会社や上司があまりにも理不尽で、無理難題を押し付けて来たのであれば話しは別です。
しかし、常に時代も変化していますし、今はコロナ対策もあり勤務や仕事の仕方も変化が求められています。
その中でもこれまでの「やり方」に固執したり、変化を嫌がってすぐに「できません」という人がいます。
「できる・できない」と「やるか・やらないか」の違い

【できない】
今から100mを10秒で走りなさい
これはムリですよね。
できないことになります。
【できる】
今から100mを10秒で走ることを目指して、練習しなさい
これはできますよね。
結果100mを10秒で走ることはできなくても、タイムを10秒に近づけるために練習することはできます。
会社や上司からの指示が「100mを10秒で走れ!」みたいに【できない】ことを言ってきたら、「できません!」とはっきり言いましょう。( ゚Д゚)
しかし、指示を受ける側がこの【できる】【できない】を取り違えている場合が多いです。
「それ、できません」ではなく「それ、やりません」というのは、ただの怠慢であり、考え方を改めなければいけません。
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できることを最大限やろう
私は中間管理職ですが、上からの指示で無理難題が降りかかることがしょっちゅうあります( ;∀;)

(さすがにすぐに「それ、できません」とまでは言わないですが、、)
ただ上司の指示なので、無視するわけにもいかないので「お互いの落としどころ」を話すようにしています。
- 今すぐはできないので、〇日が過ぎてからやります。
- 1週間で仕上げろと言われましたが、優先順位が高い仕事があるため、10日いただけますか。
- 大雑把な資料で良いなら、すぐ作ります。
できない無理難題を言われると、折衷案を出します。

ただ、仕事のキャパは人それぞれです。
上司が言われる指示が「100」として、自分ができる最大限が「80」であれば「今は80で精一杯です」と上司に伝えてみましょう。
「できません」と答えるより、よっぽど前向きな発言です。
繰り返しますが、会社も上司もよっぽどのブラックや無能でない限りは【できない】ことを言ってきません。
ただ「その人ができる最大限の努力」は求めてきます。
会社や上司が「最大限の努力」を求めるのも、それに部下が答えるのも、どちらも正常な考え方だと言えます。
「できる」のに「やらない」のはただの怠慢

「できる・できない」と「やるか・やらないか」を履き違えているのであれば、考え方を改めれば良いだけです。
ここで一番いけないのは、頭の中では「できる・できない」と「やるか・やらないか」の区別がついている。
「やれる」のに「やれない・やらない」理由を考え、自分の中で正当化してしまうことです。
また、周りの人に「やれない・やらない」理由を並べ、同意を得て「やらない」ことです。
それっぽい理由をつけて、人を巻き込む人っていますよね”(-“”-)”
一人で抱え込むのが怖いからかもしれませんが、個人的には本当に嫌いです。。
単純に考えましょう。
「できる」のに「やらない」のはただの怠慢です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
ここは間違えないようにしましょう。
「怠慢」は「怠慢」だときちんと認識しよう
少し話しは逸れますが、極端に言うと「怠慢」だと認識できていればいいんです。
「怠慢」と認識することで「俺今日、なんか調子が出なかったからサボって「怠慢」だったな。明日は頑張ろう」
長い社会人生活の中で、こんな調子がでない日もあります( ;∀;)
ただサボって「怠慢」なんだということは認識してください!
これをそれっぽい理由をつけだすと、サボりが常駐化したり、会社や上司の言うことを聞かない「モンスター部下」になったり、最悪は不正なことをし始めます。
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まとめ
仕事を「できる・できない」で考えず「やるか・やらないか」で考える重要性をご紹介しました。
結論をまとめると次の通りです。
- 「できない」ことを「やれ」と言っているのではなく、できる最大限のことをやる
- 「できる」のに「やらない」のはどんな理由をつけても、ただの「怠慢」だと認識すること
この原理原則は新卒でもベテランでも、一般社員でも社長でも同じことが言えるのではないでしょうか。
「できません」と言うのは簡単です。
仕事を「やるか・やらないか」で考えることで、自分の仕事の幅は確実に広がります。
若いうちに「やらない」選択をし続けていると、40代以降になって「できることが限られる人」になってしまいます。
特に若いうちは「自分のため」に「やるか・やらないか」で考え、自分自身を成長させることが大切です!
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