どんなに転職を焦っても、ブラック企業に入社してはいけません。
また転職を繰り返してしまうか、心身ともに追い込まれて人生の貴重な時間をムダにしてしまいます。
私は6回の転職経験があります。
転職活動をする中で数多く面接を受けて、様々な転職エージェントと接してきました。
これまでの面接経験や転職エージェントとの会話の中で学んだ「面接でわかるブラック企業の見分け方」をご紹介します。
記事を読み終えると、あなたは面接でブラック企業か見極めることができるようになり、間違った選択をしなくなります。
面接でわかるブラック企業の見分け方!【夢を語り出すと要注意】
面接官の態度が悪い
まずわかりやすいブラック企業の特徴はこれです。
- 面接官の態度が悪い
- 面接官が攻撃的
- 面接官が失礼な質問や回答をしてくる
明らかに「面接官の態度や言動がおかしい」と感じたら、入社しないでください。
古い体質や考え方の会社や上司は、いまだに「面接してやる」と上から見下した面接をしていきます。
このような「社員を大切にしない」ブラック体質な会社は入社しない方が無難です。
質問に対して明確な答えがない
- 業務内容について
- 評価基準について
- 給与・賞与について
- 残業について
働くことを想像して疑問に思ったことを質問しても、明確な答えが返ってこない場合も要注意です。
- 「ある」ものは「ある」
- 「ない」ものは「ない」
- 「整備中」のものは「整備中」
例えば評価基準であれば「それが今我社では曖昧になっている。良いものを作っていきたい」と正直に言ってくれる会社は信用できます。
また、ブラック企業は次のような回答をしがちです。
- 業務内容→入社してから教える
- 評価→頑張ったら給料は上がる
- 残業→仕事が終わらなかったらある
- ノルマはないけど数値目標はある(ノルマを数値目標に言い換えただけ)
驚くほど早く内定が出る
極端な例だと、面接中に内定がでるのがブラック企業です。
退職者が多いため、常に人手不足です。
面接も1次面接で終了だったり、1次面接の30分後に最終面接など、とにかく展開が早いのは要注意です。
1日でも早く入社してもらいたいのと、他社に取られないために、猛スピードで内定を出します。
内定を早くもらえるのは嬉しいことですが、あまりに早く内定が出るのは、人を「消耗品・使い捨て」と考えている会社かもしれません。
面接官がやたら夢を語り出す
会社が「夢や未来」を語ることは悪いことではありません。
ただ「夢や未来」ばかり語ってくると要注意です。
現状が「こうなんだ」という話しを避け、未来の「こうしていきたい」の話しが多いと黄信号です。
- 今後はこんな新規事業を行う予定
- 上場を目指している
- 頑張れば出世できるチャンスがある
- 様々な部門を強化していきたい
- 将来的に休日を増やしたい
もちろん会社は将来に対して夢や展望を持つことは大切です。
新規事業に力を入れる
上場を目指す
誰にでも出世のチャンスがある
部門強化したい
いじわるな見方かもしれませんが、、誰でも頑張ればすぐ出世できる会社は離職率が高い可能性大です。
ブラック企業は求人を出しても、現状でアピールできる点が少ないため、未来の不確定要素を強くアピールします。
いわゆる「夢を語る」ということです。
繰り返しますが「夢を語る」こと全てが悪い訳ではありません。
しかし「すぐ出世できる」「頑張れば給料が上がる」という言葉にはほぼ100%裏があります。
ブラック気企業特有の「ハードな環境」が待っていることを覚悟しておくべきです。
逆に現状を語るのが優良企業
面接でブラック企業の見分け方をご紹介したおまけで、簡単な優良企業の見分け方をご紹介します。
優良企業は今ある現状を多く語ります。
理由はすでにアピールポイントが現実にあるわけなので、不確定要素の未来を語る必要がないからです。
- 出世や昇給の基準が決まっている
- 福利厚生がこれだけある
- この市場の何%を占めている
- この商品の売上高は○○円
優良企業は、今現実にあるものの話しをしてくれます。
その上で会社の夢や展望を話してもらうと、話しが繋がるので聞く方としても、とても説得力があります。
また優良企業は質問しても明確な答えが返ってきます。
まとめ
面接でのブラック企業の見分け方をご紹介しました。
ご紹介したブラック企業の見分け方をまとめます。
- 面接官の態度が悪い
- 質問に対して明確な答えがない
- 驚くほど早く内定が出る
- 面接官がやたら夢を語り出す。
また、この見分け方の逆であれば、それは「優良企業」の可能性が高いです。
④は立ち上げたばかりのベンチャー企業にも当てはまります。
立ち上げたばかりで、何もないのは当然のことです。
会社に夢や希望を託すことは悪いことではありません。
しかし、現実と照らし合わせ冷静な判断をしないと、後悔する転職になる可能性があります。
「離職率が高くて上等!俺は早く出世して稼ぎたいんだ!」という人は夢を語るブラック企業に入社してもちろんOKです。
夢を持たなきゃつまらない。
しかし、夢を叶えるためのハードな環境に耐えられるか?
自分の性格や体力や仕事に対する考え方と照らし合わせて、転職先選考の参考にして下さいね!
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もしブラック企業に入社してしまったら
もしブラック企業に入社してしまい、心身ともに疲れたら、環境を変えることをおすすめします。
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ただ転職に限らず、何か新しいことにチャレンジするのはリスクはつきものです。
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