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『異動したい』はわがままではない理由と異動を考えたらやるべきこと

  • 仕事が辛い
  • 人間関係が辛い
  • 上司と合わない

 

会社を辞める勇気はないけど、仕事が辛くて異動したい。

しかし「仕事が辛いから異動したい」はわがままではないかと悩んでいませんか?

 

結論から言うと「異動したい」=「わがまま」では決してありません。

 

本記事は次のことを詳しく解説します!

  • 異動希望がわがままではない理由
  • 異動希望を伝える前に考えること
  • 正しい異動希望の伝え方
  • 異動希望が通らなかった場合

 

  • 私は従業員数50人足らずの中小企業から、従業員数何万人の大企業まで経験してきました。
  • その中で様々な部署に異動になったり、異動希望も出してきました。
  • その経験から現実的なアドバイスをご紹介します。

 

記事を読み終えると、あなたが異動するためにやるべきことが見えてくるので、ぜひ最後までご覧ください。

 

異動希望がわがままではない理由

会社は辞められるのが一番困る

普通に働いて問題社員でなければ、あなたは会社に取って必要な人材です。

 

そう考えると、会社に取って一番困るのは「社員に辞められる」ことです。

辞められるぐらいなら、希望する部署で頑張ってもらった方が、会社に取っても良いのです。

 

特に人手不足の業界なら、辞められるより異動して残ってもらいたいのが本音です。

 

異動は成長できるチャンスでもある

会社都合で異動を命じられることもありますよね。

 

会社都合で異動が命じられる主な理由は次の通りです。

  1. 他部署を経験して成長してもらいたいから
  2. 異動先の人手不足
  3. 異動元の人間関係の問題

 

①の理由で会社は異動を命じることが多いです。

「可愛い子には旅をさせよ」ではないですが、様々な経験が後々必ずプラスになります。

 

異動は当然マイナスのことばかりではなく、成長できる絶好のチャンスとも言えます。

あなたが成長すれば、それは個人と会社どちらもメリットになります。

 

異動によりモチベーションが上がる

異動希望が次のような理由でもいいのです。

  • 人間関係がうまくいかない
  • 上司と合わない
  • 仕事内容が合わない

 

このような理由でモチベーションを保って仕事を続けるのが難しいのであれば、むしろ異動希望を出すべきです。

異動することで悩みが解消され、前向きに仕事に取り組めるのあれば、あなたも会社も双方にメリットがあります。

 

頑張れる環境を見つけることが、あなたに取っても会社に取っても大切なことです。

 

ただ後ろ向きな理由の場合、異動希望の伝え方には注意が必要なので、それは後ほど解説します。

 

異動願を出す権利がある

異動希望を申し出ることは、労働者の権利です。

実際に異動希望が通るかどうかは会社の判断なので別問題ですが、異動を希望すること自体は何も問題ありません。

 

異動希望を伝える前に考えること

『異動したい』はわがままではない理由と異動を考えたらやるべきこと

異動すれば悩みや問題が解決するのか

異動することで、悩みや不満が解決されなければ、仮に異動希望が通っても意味がありませんよね。

 

異動しても解決しない問題は次のことが挙げられます。

  • 会社の社風・風土
  • 賃金体系や評価制度
  • 会社の将来性

 

これらはその部署の問題ではなく「会社全体の問題」です。

 

あなたがいる部署だけが抱えている問題ではないのです。

 

例えば「総務部」→「営業部」に異動しても、同じ会社内なので社風も会社の将来性も変わらないですよね。

 

逆に異動により解決できるかもしれない問題を挙げます。

  • 同僚との人間関係
  • 上司や部下との上下の人間関係
  • 仕事の内容

 

「人間関係」や「仕事内容」は異動によって悩みが解決できるかもしれません。

異動することによって、あなたの悩みや問題が解決できるかどうかをしっかり考えましょう。

 

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今の部署を本当に離れて良いのか

「異動したい」と考え出すと、今の部署の良いところが見えなくなりがちです。

 

本当は今の部署にも良いところがあるのに「異動したい」気持ちが先にいき、足元が見えなくなってしまうのです。

  • 仕事はきついけど、まわりに助けてくれる人がいる
  • 上司は厳しいけど、フォローもしてくれる
  • 給与は低いけど、そこまで忙しくない

 

「仕事量が多くて、給与も安くて、人間関係も悪い!」部署であれば、すぐに異動か転職するべきですが「〇〇は嫌だけど、〇〇は良い」みたいなことは、どこの部署にもありますよね。

 

異動すれば、その「〇〇は良い」ところが失われる可能性もあります。

 

もう一度立ち止まって、異動することで「得られること」と「失うこと」を天秤にかけて、異動したいのかどうかを考えましょう。

 

そもそも異動希望を出すのが妥当か考える

「そもそも異動希望を出すのが妥当か」も考えてみましょう。

  • 部署に配属されて日が浅い
  • まだその部署の仕事を覚えていない

 

例えば部署に配属されて、まだ3ヶ月で仕事も覚えていないのに「仕事が合わない」などの理由で、異動希望を出しても「まだ早い」と言われるのがオチです。

パワハラ上司やモンスター社員に嫌がらせをされるなど、特殊な人間関係による異動希望であれば話しは別です。

 

特殊な例でない限り、ある程度その部署で仕事を覚えて、ベストなのは結果もしっかり出して異動希望を出すのが妥当です。

 

異動したい理由を明確にする

異動理由は具体的に明確にしておきましょう。

  • 上司がムカつく
  • 仕事が面白くない
  • 仕事に飽きたから新しいことをしたい

 

異動理由は上記のように抽象的でも、異動希望を出すときは具体的にしておかなければいけません。

 

なんとなく感情的に「異動したい」はNGです。

 

どの部署でも嫌なことやムカつくことはありますもんね( ;∀;)

 

「上司がムカつく」のが理由だとしても、なぜ上司にムカつき、それが自分の仕事をする上でどのような影響を与えているのか。

一歩も二歩も突っ込んで考えて、異動理由を明確にしましょう。

 

異動時期を明確にする

異動希望を出しても、明日から異動できるわけではないですよね。

仮に異動希望が通っても、すぐに異動できるとも限りません。

 

上司や人事部は異動希望を受け取ると、まず「異動させるか・させないか」を考えます。

その後に「異動時期」を考えます。

 

異動元と異動先の仕事や人員の調整など、異動に伴い準備することはたくさんあります。

 

会社の負担にならない異動時期だと、異動希望が通りやすくなります。

「〇ヶ月あれば、今の仕事を引継ぎできる」ことを伝えることで、上司や人事部は仕事や人員の調整がしやすくなります。

 

会社に取ってムリのない異動時期を伝えることが大切です。

 

正しい異動希望の伝え方

『異動したい』はわがままではない理由と異動を考えたらやるべきこと

直属の上司に伝える

まずは直属の上司に異動希望の旨を伝えましょう。

 

もし上司のパワハラなど、上司との関係が異動希望理由であれば、人事部やさらに上の上司に相談するのもアリです。

 

また異動願いのフォーマットがある場合や、異動制度があるのであれば、そのルールに沿って動いてください。

 

上司との関係が異動希望理由ではないのに、人事部やさらに上の上司に異動希望を伝えるのはNGです。

直属の上司の顔をつぶすことになります( ;∀;)

 

異動希望が通るかどうかは、様々な人の感情に左右されるものです。

異動希望を通すために、筋を通してまず直属の上司に伝えるのが無難です。

 

異動したい理由は誰が聞いても納得できるものにする

上司も人事部も人間で感情で動くものです。

異動希望の言い方やタイミングによっては「ただのわがままな奴」と思われる可能性もあります。

 

そうなると異動希望も叶わなくなりますよね。

 

  • 上司や同僚が嫌だから異動したい

→自分に非はないのか。他責だけにしていないか。

 

  • 仕事がきついから異動したい

→自分がスキルを上げる努力をしているか。

 

  • 仕事量が多いから異動したい

→物理的に定時内に終わらない仕事量なのか。

 

異動したい理由がマイナスであるものであれば、なおさら「ここまで自分はやった」という理由付けが必要です。

 

人間関係が悪いが自分は改善しようとここまでやった。しかしどうしてもムリだった。

 

異動や転職以外にもう自分では問題を解決できない旨を、誠心誠意伝えてください。

普通の会社や上司であれば、あなたの努力した跡を見て、あなただけでは解決できない問題であれば異動を考えてくれるはずです。

 

決して感情的にならない

異動理由を誰が聞いても納得するようなものにしても、感情的に伝えたら意味がありません。

 

異動希望を伝えるときだけでなく、特に人間関係の問題を怒りながら伝えてくる人がいます。

 

あれ、上司としたら「何でそんなに怒ってんの?」と思ってしまうんですよね。

 

腹が立つのはわかりますが、、聞いている人に怒っても仕方がないですよね。

感情的に人間関係の問題を伝えられると「本当はこの人が揉める原因を作っているんじゃないか」と疑われます。

 

異動希望を伝えるときは感情的にならず、事実のみを伝えましょう。

もちろん礼儀正しく相手も話しもしっかり聞きましょう。

 

少しでも好印象を持ってもらえれば、あなたの異動希望は通りやすくなります。

 

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異動希望が通らなかった場合

『異動したい』はわがままではない理由と異動を考えたらやるべきこと

異動希望を出しても、異動は会社の事情に左右されます。

 

希望が通るかもしれませんし、通らないかもしれません。

また希望していない部署に異動を命じられることもあります。

 

もし異動希望が通らなかったら、次の道は2つです。

「現部署に残る」か「転職するか」になります。

 

現部署でチャンスを待つ

異動希望が通らなかったら、ひとまずは現部署で頑張り異動のチャンスを待つのも手です。

 

異動の場合の多くは「今は異動がムリ」ということで「永遠に異動がムリではない」ケースがほとんどです。

 

逆に永遠に異動がムリなのであれば、転職するしか道がないです。

 

気持ちを切り替えて現部署で結果を出せば、異動希望も通りやすくなるはずです。

たまたま異動希望を出していた部署に欠員が出て、思っていたより早く「異動OK」と言われるかもしれません。

 

こればかりは誰もわからないので、現部署でしっかり頑張りチャンスを待ちましょう。

 

転職活動を考える

「現部署に残るのはどうしても嫌だ」となれば、次の道は転職しかありません。

ただ転職は異動以上に決断が難しいですよね。

 

そこで在職中に転職活動をすることをおすすめします。

 

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まとめ

異動したいことはわがままではない理由と異動についての考え方を解説しました。

 

繰り返しますが、異動したいと思うこと、異動希望を伝えることはわがままではありません。

自分の意思を伝えることは、わがままではありませんし労働者の権利です。

 

ただ「異動すれば問題が解決するのか」や「異動希望の伝え方」はじっくり考える必要があります。

異動希望を出しても、それが通るとも限らないですし、異動希望を伝えるストレスが発生するのも事実です。

 

ただ異動にしろ転職するにしろ、行動しなければ現状は変わりません。

 

「給与が安い!」と嘆くだけでは、給与は上がらないですよね。

 

現状を何とか変えたいと考えたら、事前準備を行い行動に移すべきだと思います。

自分の希望は自分で動かなければ手に入りません。

 

もし異動だけでなく転職を考えたら、まず転職エージェントに相談するのも一つの手だと思います。

 

ただ転職支援サービスに登録したからといって、ムリに転職する必要はありませんよ。

登録して情報を集めて、転職するか現職に留まるか判断すれば良いので、何一つリスクもありません。

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