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スラムダンク安西先生から学ぶ部下の掌握術

【聞こえんのか?】スラムダンク安西先生が名将たる理由を紐解く

あなたは国民的人気漫画「スラムダンク」を読んだことがありますか?

個性的な選手がひしめく中、見事に選手をマネジメントして、チームを勝利に導くのが湘北高校の安西先生です。

 

安西先生は非常に優れたマネジメント能力や人の掌握術を持っており、とても勉強になります。

仕事に置き換えても、特に管理職の方は安西先生から学ぶことが多いでしょう。

 

組織をまとめて、結果を出すためにどうすれば良いか。

本記事ではスラムダンク安西先生が名将である理由を紐解きながら、仕事に置いて特に管理職が学ぶべき点をわかりやすくまとめました!

 

スラムダンクのご紹介

私の別の趣味サイトでスラムダンクの面白さについてまとめています。

 

スラムダンクの面白さに関しては、ぜひこちらをご覧ください。

『スラムダンク』面白過ぎる魅力について語りたい【映画化決定!】

 

【聞こえんのか?】スラムダンク安西先生が名将たる理由を紐解く

全てはチームの勝利のために

安西先生に話しを戻します。

 

安西先生の指導法や名言など、全てひっくるめて安西先生が徹底されている点があります。

それは、全てはチームの勝利のため!!

 

安西先生はこの点がブレないのです。

 

選手をやる気にさせるのも、自信を持たせるのも、技術指導するのも、それは全てチームの勝利のためです。

チームの勝利が一番の目的であり、そのために何をすべきかを安西先生は常に逆算して考えています。

 

チームの勝利のために何が必要なのか

「全てはチームの勝利のために」が顕著に表れているシーンをご紹介します。

インターハイまであと10日

湘北メンバーは静岡県代表の常誠高校と1週間の合同合宿を組みます。

しかし、桜木花道だけは安西先生と居残りで秘密の特訓をすることに。

この1週間で一番成長できる伸びしろがあるのは、素人同然である桜木花道。

安西先生はチーム練習より、花道に個人シュート練習(2万本)をすることを命じました。

 

有名なシーンなので、ご存じの方も多いはずです!(^^)!

 

私はこのシーンはチームの勝利のために最善を尽くす、安西先生の真骨頂だと思います!

 

安西先生はチームの勝利のために個人が何をすべきかを見極めます。

時には大胆な手を打ち、残された期限内で最大限結果を出すための行動を指示する。

 

「これぞマネジメント!」と言えるのではないでしょうか。

管理職は与えられた「人員」「時間」「予算」内で結果を出すことがミッションです。

ポイントは「与えられた中」です。

 

与えられたものの中で、結果を出すために采配を振るう。

安西先生は花道にチーム練習ではなく、マンツーマンで個人練習を行うことがチームの勝利に1番近づくと考えたのです。

 

結果、レイアップシュートとダンクシュートしかできなかった花道は、ジャンプシュートをマスターします。

その花道のジャンプシュートは湘北の新たな武器になり、最後の最後、、湘北を勝利に導いたのです。

 

与えられた資源を最大限に活用して結果を出す。

これができる安西先生はやはり名将だと断言できます。

 

このシーンはこちらで読むことができます。

安西先生の挫折からの指導方法の変化

かつては鬼監督、今は温厚な監督になった経緯

安西先生は仏のような優しさを持った先生ですが、かつては鬼監督と呼ばれていました。

 

その経緯をご紹介します。

安西先生が過去に大学でバスケを教えていた頃、谷沢という教え子がいました。

安西先生は谷沢の将来に期待し、他の選手以上に厳しく指導していました。

 

安西先生の判断で、谷沢には主に基礎練習をさせていたのです。

それは安西先生が谷沢の将来を期待し、良い選手に育て上げるためです。

 

しかし、谷沢はその指導方法に不満を持っていました。

そして、指導方法の不満から谷沢は大学を退学し、夢見ていたバスケの本場であるアメリカへ旅立つのです。

 

安西先生は、アメリカへ旅立った後も谷沢を気にかけていました。

そんなある日、谷沢より1本のビデオテープが届きます。

そこには、アメリカのチームで谷沢がプレイする姿が写っていました。

 

しかし、そこで安西先生が目にしたのは「まるで成長していない」谷沢のプレー姿です。

「これじゃ、谷沢がダメになる」と谷沢の将来を心配した安西先生は、あの手この手で谷沢に連絡しようとしますが、連絡をとることはできません。

 

そして、谷沢がアメリカへ旅立ってから5年後。

安西先生は、新聞で谷沢がアメリカで交通事故で亡くなったニュースを知ります。

また、新聞には谷沢から薬物反応があったことも記されていました。

 

安西先生は、谷沢を失った後に大学バスケ界を退きました。

過去には“白髪鬼”と称されていた安西先生ですが、谷沢の件をきっかけに指導方法や性格までも変わりました。

 

安西先生はそれまでの自分の指導方法に、疑問を持ったのではないでしょうか。

その経緯があり現在の安西先生は、温厚で優しい監督になったのです。

 

このシーンはこちらで読むことができます。

「変わること」ができるすごさ

安西先生は矢沢の件をきっかけに変わりました。

その人にとって衝撃的な出来事があったにせよ、人は年齢を重ねると、なかなか変われないものです。

 

矢沢の件も、全て安西先生が悪いわけではありません。

しかし、安西先生は「このままではいけない」とガラッと指導方法や性格を変えました。

 

この点も、ぜひ見習いたい点です。

年齢を重ねても、変わる謙虚さと勇気を持ちたいものです。

 

ちなみに一度だけ、昔の鬼監督時代を彷彿させるシーンがあります。

 

王者の山王工業相手に、湘北高校は後半に20点以上のビハインドとなっていました。

安西先生は交代させた桜木に何度も隣に座ってプレイを見るように促しますが、桜木は反発して、なかなかベンチに座りません。

 

すると、安西先生は桜木に向かって、、

「聞こえんのか?あ?」

 

一瞬かつての『白髪鬼』に戻ります。

安西先生が一瞬怒る場面も、スラムダンクの名シーンの1つです。

 

このシーンはこちらで読むことができます。

厳しさだけでは人はついてこない

安西先生と同じ経験と言えばおこがましいですが、私も似た経験があります。

 

現在私は46歳で安西先生と同様、丸くなりましたが、、

30代中盤は部下に厳しくすることが、その人のためだと信じて接していました。

 

時には厳しさが必要なことがありますが、”恐怖”で人を動かし続けることはできませんでした。

 

厳しさばかりを全面に出し、部下が全く言うことを聞いてくれない時期がありました。

自分の上司からも「お前は上司失格」と烙印を押され、精神的に辛い時期を過ごしました。

 

自分の経験と安西先生から学んだ教訓は次の通りです。

  1. 相手を認め、尊重する。
  2. 相手によって指導方針を変える。
  3. 相手によって掛ける言葉を変える。

 

管理職は部下を尊重し、タイプに合わせて、指導方法や掛ける声を変えるべきです。

 

どうしたら、その人が最大限のパフォーマンスを発揮できるか

その環境作りこそが管理職の最も大切な仕事です

 

安西先生と同じと言っては大袈裟ですが、私も部下の管理で痛い目に合って、そこから学びました。

 

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安西先生の人の心を動かす名言

安西先生は人の心を動かす名言がたくさんあります。

その中で、仕事にも通じる名言をご紹介します!

 

あきらめたらそこで試合終了ですよ

有名過ぎる言葉ですよね。

スラムダンクを読んだことがなくても、この言葉は知っている人も多いはずです。

 

中学時代の三井に安西先生がかけた言葉です。

あきためたら全て終わりなのです。

あきらめない限り、その夢は叶う可能性があります。

 

スポーツの試合ではあきらめない気持ちが大切です。

ただ、これを仕事に置き換えると、あきらめが肝心な場面も出てきます。

 

管理職は「あきらめる」「あきらめない」のか情報を集め、正しく判断することが大切なのではないでしょうか。

 

このシーンはこちらで読むことができます。

君たちは強い

「君たちは強い」「君達は強くなる」「君たちも強いチームですよ」

安西先生はボソッと選手たちに、これらの言葉を投げかけます。

 

どんなに実力があっても、自信がないと持っている力を最大限発揮できません。

また「自分はできる」と思うと、持っている力以上のものが発揮できる場合もあります。

 

そして要所では「君たちは強い」と投げかけるのではなく「試合前に君達にいったことを覚えていますか?」と選手に問います。

 

湘北メンバー5人は口をそろえて

『オレたちは強い』‼

 

時には投げかけ、時には答えさせる。

これこそ言葉で人の心を動かす、安西マジックですね。

 

このシーンはこちらで読むことができます。

断固たる決意が必要なんだ

試合前日、王者山王工業の映像を見せると、選手たちはその強さに圧倒されました。

そんな選手たちを見た安西先生は、全国制覇を成し遂げるために力強い言葉をかけます。

 

「全国制覇を成し遂げたいのなら もはや何が起きようと揺らぐことのない 断固たる決意が必要なんだ!」

 

意思だけでは何も成し遂げられません。

しかし、意思がないと大きな目標は成し遂げられません。

 

まずは誰にも負けない意思を持つ。

組織を動かす管理職は誰よりも「断固たる決意」を持たないといけませんね。

 

PGのマッチアップではウチに分があると私は見ているんだが

山王工業の試合直前、極度の緊張で落ち着きのなかった宮城リョータに安西先生はこの言葉をかけました。

「PGのマッチアップではウチに分があると私は見ているんだが・・・・・」

 

この言葉で宮城は緊張がほぐれ、落ち着きと自信を取り戻します。

 

安西先生は本当に「人をのせる」のがうまいですね。

実力は相手のPGの方が上かもしれません。

しかし、そんなことは関係ないのです!

 

人を乗せるのも、逆にやる気を奪うのも、言葉一つです。

管理職は言葉の重みを理解しなければいけません。

 

いくら山王といえど三井寿は怖いと見える・・・・・・

先程の宮城と同じく山王工業との試合直前、緊張で何度もトイレへ行く三井に安西先生はこの言葉をかけました。

 

安西先生「今 山王工業の先発メンバーが分かってね・・・それがSGだけいつもと違うらしいんだ」

三井「俺の相手だけ・・・!?ど・・・どういうことですか」

安西先生「いくら山王といえど三井寿は怖いと見える・・・・・・」

 

三井も宮城同様、安西先生の言葉で緊張が解け、自信を持って試合に臨むことができました。

 

響く言葉は、人によって違います。

管理職は相手の性格や時と場合に合わせて、声を掛けてあげたいですね。

 

この3つのシーンはこちらで読むことができます。

 

まとめ

安西先生が名将である理由と、仕事に関して管理職が学ぶべきポイントをご紹介しました。

 

安西先生の指導法や名言からは、学ぶことが本当に多いと感じていただいたはずです。

 

まさに「人を動かし勝利に導く」お手本ですね。

 

管理職の方は考え方や指導方法に悩んだら、安西先生を思い出してください。

そして安西先生のような上司が、本当に部下から信頼される上司ではないでしょうか。

 

こちらも楽しみですが、安西先生の言葉に触発されたのであれば、ぜひ「コミックス新装再編版」を手に取って読んでみてください!

 

昔読んだときはまた違う、学びや楽しさがきっとあるはずですよ。

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