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仕事の問題解決は『因数分解』を使うとうまくいく!

あなたは仕事で問題が起きた時にどのように解決していますか?

大きな問題や難しい問題が起きた時に「どこから手をつければいいんだ」「どこから考えればいいんだ」と悩むことがありませんか?

 

そんな問題が起きた時に「因数分解」の考え方が非常に役に立ちます!

 

本記事では、仕事での問題解決に因数分解の考えを応用する方法をご紹介します。

この考えを身に付けると、大きな問題や難しい問題に対応するときに非常に便利ですよ!

 

あまり難しく考えずに、気軽にご覧ください!(^^)!

 

因数分解は役に立たない!?

  • こんなの役に立つの?
  • 何のためにやっているの?
  • 社会に出て絶対使わない!

 

因数分解は学校教育の悪者の権化みたいに言われていますよね。

 

確かに日常生活で直接的に、因数分解の公式を使う場面はありません。

 

本記事でお伝えしたいことは、

「因数分解なんて日常生活で使わない!だから、勉強しても意味がない!」と直接的に考えるのではなく、

「因数分解のように数学的思考で考えると問題が明確になり、良い解決策が生まれる」

 

このように間接的に捉えてみて下さい。

 

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北野武監督も映画で因数分解を使っている

仕事の話しとは逸れますが、 北野武監督は著書で因数分解について次のように語っています。

例えば、Xっていう殺し屋がいるとするじゃない。

そいつがA、B、C、Dを殺すシーンがあるとする。

普通にこれを撮るとすれば、まずXがあらわれて、Aの住んでいるところに行ってダーンとやる。今度はBが歩いているところに近づいて、ダーン。

それからC、Dって全部順番どおりに撮るじゃない。

それを数式にすると、例えばXA+XB+XC+XDの多項式。

これだとなんか間延びしちゃう感じで美しくない。

XA+XB+XC+XDを因数分解すると、X(A+B+C+D)となるんだけど、これを映画でやるとどうなるか、という話が「映画の因数分解」。

最初にXがAをすれ違いざまにダーンと撃つ。

それから、そのままXが歩いているのを撮る。それでXはフェードアウトする。

それからは、B、C、Dと撃たれた死体を写すだけでいい。

わざわざ全員を殺すところを見せなくても十分なわけ。

それを観て、「Aを殺したのはXだとわかったけど、その他のやつらを殺したのは誰なんだ」と思ってしまうバカもいるとは思うけど、そういうやつははなから相手にしていない。

これを簡単な数式で表すと、X(A+B+C+D)。

この括弧をどのくらいの大きさで閉じるかというのが腕の見せどころで、そうすれば必然と説明も省けて映画もシャープになる。

 

私はこのエピソードが強く印象に残っています。

 

因数分解をこのように考えたことはなかったですし、思いもつきませんでした。

「因数分解って役に立つんじゃないか!?」と思った、きっかけでもありました。

 

仕事の問題解決は『因数分解』を使うとうまくいく!

仕事で大きな問題や難しい問題が発生したときに、因数分解の考え方を応用する方法です。

 

例えば、職場の人手不足の問題があったとします。

よくある話しとして、現場は「人がいません!どうにかして下さい!」と上司(本部)に訴えます。

 

ここで、ただ「人がいない!」と伝えるだけではなく

「人がいない」ことを因数分解するのです。

 

人がいない

全シフトで人がいないのか? or シフト調整で対応できないか?

対応できないのであれば、

正社員が必要なのか?パートで良いのか?

パートで良いのであれば、週何回の何時間のパートが欲しいのか?

【結論】

パートで良いので、週3回程度で5時間ぐらい勤務できる人が欲しい。

 

この流れを私は勝手に「問題の因数分解」と呼んでいます!(^^)!

 

この流れに沿って、問題を考えると現場からの要望がピンポイントになりました。

そうなると上司(本部)もピンポイントで対応策を打つことができ、新規募集や人事が考えやすくなります。

 

上記の例でお伝えしたいことは、

問題を因数分解(細分化)することによって、対応すべき点が明確になり、対策が立てやすいということです。

 

問題が「人がいない」や「売上が上がらない」だと問題が大きすぎて、どこから手をつけていいかわからなくなります。

 

問題を「これ以上細分化できない」ところまで細かくしていくことで、対応策が具体的になるのです。

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まとめ

仕事での問題解決に因数分解が役に立つことをご紹介しました。

 

ポイントは因数分解の思考で「問題を細分化」することです!

細分化すればするほど「具体的な対応策」が見えてきます。

「具体的な対応策」が見えてきたら、あとは優先順位をつけて実行あるのみです!

 

話しは変わりますが、現代は日常でも仕事でも、ネットの普及などで情報が溢れています。

本記事では因数分解を例に取ってお話ししましたが、因数分解に限らず、数学的思考は溢れている情報を次のように加工できます。

  • くっつける
  • 分ける
  • 変換する
  • 比べる
  • 証明する
「読解力」は文章の意味を理解するために必要ですが「数学的思考」は情報を整理するために必要になります。

 

情報の整理ができる人は「AがBになってCになる」のように、論理立てて物事を認識し、かつ人に正確に伝えることができます。

 

因数分解に限らず、数学的思考は日常でも仕事上でも、正確なコミュニケーションや問題解決に直結する能力ではないでしょうか。

私も今になって、数学の重要性がわかりましたが、学生の時はもちろんわかりませんでした( ゚Д゚)

 

  • 論理立てて物事を考えることが苦手
  • 大きな問題に直面した時にどこから手をつけていいかわからない

 

これに当てはまる方は、スキルアップとして「数学的思考」を勉強することも考えてみてくださいね!

 

 

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