管理職が知っておきたいモンスター部下の特徴と対応方法の【第3弾】です。
過去の「管理職が知っておきたいモンスター部下の特徴と対応方法」【第1弾】と【第2弾】も合わせてご覧下さい。
あなたは「モンスター部下」という言葉をご存じでしょうか。 今回は管理職の方に向けて「モンスター部下」の特徴と対応方法についてお送りする【第1弾】です。 管理職の中でも中間管理職だと、昔から[…]
「管理職が知っておきたいモンスター部下の特徴と対応方法」について【第2弾】になります。 【第1弾】の記事も合わせてご覧ください。モンスター部下が生まれる背景と私が経験した実例をご紹介しています。[s[…]
今回は管理職のあなたが「自分の身を守るため」にモンスター部下への最終手段の対処方法について書きます。
あなたがいくらモンスター部下のことをなんとかしてあげようと考えても、モンスター部下はあなたのことを何も考えていません。
その現実を踏まえて、最終手段の対応方法をぜひ参考にして下さい。
管理職が知っておきたいモンスター部下への最終の対応方法
モンスター部下からは逃げるが勝ち!?
「えーっ!!最後はソレかい!?」と思われた方も多いかもしれません。。
これまでの記事を読んでいただいた方にはわかっていただけると思うのですが、
モンスター部下=サイコパス
申し訳ないのですが、、結局、これなんです!
- 常識が通じない。
- 思いやりが全くない。
- これを言ったら、相手が傷つくだろうな、、という想像が全くできない。
- 嘘をついても何とも思わない。
- 感情のコントロールができない。
- 罪悪感というものがない。
悪口のオンパレードみたいになってしまいましたが、これがモンスター部下です。
管理職の重要な仕事として、部下を指導や教育をして育てることが挙げられます。
真面目な管理職ほど、その思いが強く、何とか部下を一人前にするために頑張ってこられたと思います。
もちろん、その考えを否定するのではなく、モンスター部下はこの上司の想いを理解することはできません。
時間をかけて指導しても、裏切られたり、攻撃されるだけです。
ある程度の期間、接してみて、これまで書いたモンスター部下の特徴が当てはまれば、その部下は立派なモンスター部下です。
壊されないように逃げましょう!!
モンスター部下を部署異動・配置転換させる
自分の上司に正直に相談しましょう。
モンスター部下の部署異動や配置転換をお願いしてみてください。
「自分の指導能力が問われる、、」と思うかもしれませんが、自分の身を守る方が先決です。
「まだ耐えられる」「もう少し愛情を持って指導してみる」と思うことは素晴らしいことですが、モンスター部下は基本は変わらないです。
変わらないからサイコパスなんです。
変わらないのは、あなたのせいではありません。
自分の指導能力不足などと思わないでください。
特に真面目で部下想いの優しい管理職の方ほど、モンスター部下は自分の手元に置くべきではありません。
モンスター部下が自分より年上の場合も同様です。
部署異動や配置転換で下記のような配属をすると、もしかしたらモンスター部下も改心をするかもしれません。
- あまり部下想いではない、厳しい上司の下につける
- 取締役など会社で権力を持っている人の直轄にする
- 社歴が長く年配の上司の下につける
モンスター部下に限らずですが「心が悪い人」は「心が弱い人、心が優しい人」を攻撃します。
モンスター部下を跳ね返すパワーを持った人が会社内にいれば、その人の下にモンスター部下を配属させるのも一つの手です。
モンスター部下に退職してもらうよう働きかけをする
本意ではないですが、自分と周りの社員を守るためです。
もちろん上司や人事部、総務部などと相談しながら進めていってください。
決して、一人で進めないようにしてください。
モンスター部下への対応は複数人で行うことが基本です。
会社の就業規則に沿って、実行していくことがベストです。
なかなか今の日本の法律で、解雇させることは難しいです。
「辞めさせるのではなく、辞めてもらう」ように働きかけましょう。
始末書を取るなど、具体的な動きは会社内で周りの力を借りながら相談の上、進めていってください。
モンスター部下の悲しい生い立ち
やはり一定数、現代社会ではモンスター部下は存在します。
私は遭遇したモンスター部下の生い立ちに同情したこともあります。
- なんで、この人はこんなにひねくれて育ったんだろう
- 誰からも愛情を貰わずに育ってきたのだろうか
このように考えたら、可哀想になってきたこともありました。
しかし、同情しても変わらないのがモンスター部下です。
繰り返しになりますが、モンスター部下が変わることはありません。
「こちらが優しくしたら、相手も優しくしてくれる」という次元ではないのです。
まとめ
管理職が知っておきたいモンスター部下への最終の対応方法についてご紹介しました。
モンスター部下に対してはとにかく「自分の身を守るため」の行動に注力してください。
最終手段として、部署異動や配置転換をさせたり、退職勧奨をしてください。
関わらないようにできるのであれば、そうするのことが1番です。
関わっても、かけた愛情が返ってくることはありません。
それでも「俺は上司だから、何とかその部下のためにも愛情を持って指導して変えていこう!!」と最初は本気で思っていました。
しかし、このような管理職がまともにモンスター部下にぶつかっていき、精神的にやられていきます。
どうか、自分の身を守ることを第一に考えて下さい。
そしてモンスター部下から攻撃されても、自分を責めないで下さい。
あなたが管理職として、誠実に仕事を行っていれば、会社やさらに上の上司はあなたの味方になってくれるはずです。
正直に相談しましょう。
管理職の方はそれなりの年齢の方が多いと思います。
守るべき家族や住宅ローンなどもありますよね(>_<)
家族のためにもモンスター部下に潰される訳にはいかないのです。
そのように考え「勇気ある撤退」を行い、モンスター部下からの攻撃を乗り越えて行きましょうね!!
- 「モンスター部下」への対応は精神的に辛いものです。
- もしあなたが本当に辛い思いをしているのであれば、転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
- 自分の身体が一番大切です。転職エージェントに今後の進路を相談するだけでも気持ちが楽になります。
dodaの専門スタッフが、あなたの希望や適性に合った求人のご紹介や、転職活動のサポートをさせていただくサービス。
非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介。専門スタッフが企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整など内定までをトータルサポートします。
各業界・職種毎に専門特化したキャリアアドバイザーが、様々な角度からキャリアコンサルティングを実施し、求職者の方の強みやキャリアプランについて一緒に考えていきます。
パソナグループとしての幅広いネットワークも当社の特徴。
業界・業種を問わず、約6,000件の公開案件・約15,000件の非公開求人の中から、あなたのキャリアプランを実現する求人をご紹介。
転職支援実績は累計41万1,000名以上
・各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選してご紹介。
・職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートします。
正社員での就職・転職を希望する18歳~28歳の方々。
・公務員試験からの民間企業就職への切り替え、短期離職、第二新卒(就業後3年以内の離職)、中途、キャリアアップの転職など幅広い経歴の方を完全無料でサポート。
・豊富な経験を持つのキャリアアドバイザーがあなたの将来像や希望、適正を踏まえて求人をご紹介。
JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)は管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェント。
・企業を熟知したプロが、無料であなたを“内定”までサポート! あらゆる業種・職種の求人を完全無料でご紹介!
・非公開求人50% スピーディーなレスポンス・ハイレベルのサービス。