あなたは「会社のため」に働いていますか?
それとも「自分のため」に働いていますか?
もし「会社のため」に働いている方は「少し考え方を変えた方が良いですよ」というお話しをします。
これからの時代は特に「自分のため」に働くことをおすすめします。
それではなぜ「自分のため」に働いた方が良いかを解説していきます。
会社のために働くのはもうやめよう
会社のためではなく、自分のために働いた方が良いことをお伝えするためにまず、逆を考えて「会社のため」に働いたらどうなるかを考察します。
会社のために働く
会社のために働くと給料が上がる?
会社のために働くと、給料が上がると普通は考えますよね。
- これだけ頑張ったのだから給料が上がるだろう
- これだけ結果を出したのだから給料が上がるだろう
歩合制(インセンティブ)の営業であれば、結果を出せば出すほど給料は上がります。
これはとてもわかりやすいです。
昔は年功序列で普通に仕事をしていれば、給料は自然に上がっていました。
しかし、現代ではどうでしょうか。
もちろん頑張って結果を出せば「給料は上がりやすい」ことは確かです。
ただ、絶対に「給料が上がるか」というと、会社の経営状況や中小企業であれば、社長の一存で決まるので「絶対上がる!」とは言えません。
頑張って結果を出しても「給料が上がる」かどうかは「わからない」というのが、正しい答えです。
会社のために働くと出世する?
これも給料と同様になります。
一般的には出世をすると給料も上がります。
頑張って結果を出しても、人事のことを様々なことが絡んでくるので、出世できるかどうかはこれも「わからない」です。
会社のために働くと褒められる・頼られる?
頑張って結果を出せば、褒められたり、頼られたりすることがあると思います。
人間誰でも褒められたら嬉しいですよね。
ただ、褒められるためだけに仕事をするのというのはどうでしょうか?
自分がある程度年齢を重ねてから(60歳を超えて)褒められたり、頼られたりすることを仕事の一番のやりがいにするのは良いと思います。
しかし、その年齢に達していないうちは「褒められる、頼られる」ために「会社のために頑張る」というのは少し違うかなと感じます。
また頼られると気持ち的には嬉しいですが、会社では「ただ仕事量が増える」という罠に陥りがちです。
自分から進んで行う仕事ならよいですが、頼まれる仕事で仕事量がキャパオーバーして、身体を壊してしまうというのもよくある話しです。
自分のために働く
自分にために働くと給料や出世を期待しなくなる
自分のために働く一番のメリットは、
「給料や出世などを会社に期待しなくなる」ことです。
「給料も上がった方がそりゃいいけど、どっちでもいいや」という心の余裕は大きいです。
これは自分のために働いているので、給料が上がらなくても
- 今は修行期間で勉強させてもらっている
- 給料がこのまま上がらなかったら、転職すればいい。それまでにスキルを身につけよう
このように「給料が上がらない」ことに対して割りきって前向きに考えることがてきます。
出世に関しても同様のことが言えます。
自分のために働いた結果、その会社に長く勤めることになるかもしれないですし、転職したり起業するかもしれません。
いずれにしても、一つの会社に長く勤めたとしても、会社のために頑張るのと自分のために頑張るのでは「給料が上がる上がらない」一つ取っても、心の持ちようが大きく変わってきます。
見返りを求めるからつらい
結局、会社のために頑張ると会社に対して「見返り」を求めてしまいます。
- これだけ会社のために頑張ってるんだから給料を上げろ!
- これまで会社のために頑張ってきたのに、なんでリストラなんだ!
会社のために頑張ってきたら、当然このように思いますよね。
頑張ったことに見返りを求めるからつらいのです。
自分のために頑張ったのであれば、頑張った分が自分に返ってきますし、見返りを求める対象物自体がないので、気持ち的にとても楽です。
会社のために働くのは会社に取っても迷惑!?
私が経営者であれば、このように思ってしまいます( ̄▽ ̄)
会社のために頑張ってるんだから、
- 給料を上げてくれ!
- 出世させてくれ!
- 職場環境を良くしてくれ!
- リストラしないでくれ!
このように押しつけがましく、言われるぐらいなら、
「会社のためにじゃなく、自分のために頑張って、、それが結果会社に取っても、あなたに取っても良いことでWin-Winの関係になるよ」と言いたくなります。
見返りは求める方も求められる方もつらいです。
大手企業の「リクルート」では独立する人も多いので、このような考え方ではないかと思います。
会社も個人もWin-Winの関係がベストですよね。
まとめ
これまで書いた考え方を「ドライな考え方」と思われた方もいるかもしれません。
しかし、年功序列の崩壊や転職も一般的になり、働き方自体も在宅勤務など多様化してきました。
時代は変わってきています。
砕けた感じでまとめると、
「会社のために頑張って、会社を頼り、すがっても良いけど、昔みたいに全て面倒を見てくれないと思うよ。
会社のために頑張ったのに、給料が下がったり、リストラされたら腹が立つよね!
腹が立たないっていう人は会社のために頑張って。俺は腹が立つから、見返りを求めないように、自分のために頑張ることにするよ!」
言葉が悪くなりますが、まとめるとこのようになります(^-^)
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