上司に怒られたり、怒鳴られたりすると萎縮しませんか?
一度萎縮してしまうと、その上司とコミュニケーションがうまく取れず、また怒られてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
この記事は「上司から怒られて萎縮してしまう人」へ向けて、委縮しない方法や気持ちが楽になる考え方をご紹介します。

5回の転職経験の中で様々な上司と関わり、上司との接し方の本も多く読み、考え抜いた克服方法を全てお話しします。
記事を読み終えると「上司から怒られても委縮しないあなた」に生まれ変わることができます!
上司から怒られて萎縮してしまう原因
まずはなぜ「上司から怒られると委縮してしまうのか」を考えましょう。
自分肯定感が低い
自己肯定感が低いと怒られたり、怒鳴られたりすると「100%自分が悪い」と思ってしまう傾向があります。
「自分が悪いんだ、、」と反省をし過ぎてしまい、結果自分を責めてしまいます。
怒られた上司に対して「自分が悪いから、また怒られるんじゃないか」と萎縮してしまいます。
冒頭でも触れましたが、こうなるとうまくコミュニケーションを取ることができずに、また怒られるという悪循環に陥ります。
自己肯定感が低いと「全て自分が悪い」と思ってしまいます。
幼少期からのトラウマがある
ちなみに私はこの傾向があります。
幼少期に大人から強く怒られたり暴力や威圧的な態度を取られると、それがトラウマになります。
大人になっても同様に怒られたり怒鳴られたりすると、トラウマがよみがえって萎縮してしまいます。

ただ実際に親から怒鳴られたり暴力を振るわれた記憶はないのです。
「良い子にしていないと怒られる」という気持ちだけは持っており、常に良い子を演じていました。
何か自分の記憶にもないことがあったのかもしれません、、
このトラウマのため、上司や目上の人から怒鳴られたりすると「自分はダメだ」と思い萎縮していました。
あなたも上司から怒られて委縮してしまう原因として、幼少期からのトラウマが原因かもしれません。
極端に悲観的な思考
例えば上司から一度や二度怒られたぐらいで、
- 自分は上司から嫌われている
- 上司から見捨てられた
このように極端に悲観的思考の人がいます。
極端な思考を持つ人の特徴をまとめた記事はこちらから。
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上司から怒られたり怒鳴られても「全てが終わる」わけではありません。
上司もほとんどの場合はあなたが嫌いだから怒っているわけではありません。
悲観的な思考を持つ人は「一度怒られたら終わり」と考えてしまいます。
精神的に打たれ弱く、そのため上司から怒られると萎縮します。
上司から怒られても萎縮せずに気持ちが楽になる方法
あなたの人格否定をされている訳ではない
恫喝をしてきたり暴力を振るうなど、あまりにも非常識な上司になると話しが変わってきます。
もし非常識なパワハラ上司の部下になってしまい、部署異動もできない場合は転職を考えて下さい。
あなたの心や未来を守ることが何より大切です。
転職エージェントに相談すれば、あなたが転職で不利にならない「退職理由」も一緒に考えてくれます。
まずは一人で抱え込まずに、転職エージェントに気軽に相談することをおすすめします。
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ここからは一般的な上司の話しをします。
まず考えたいことは上司から怒られたからといって、その上司が「あなたの人格までを否定しているわけではない」ということです。

怒った上司もあなたに「自分を責める」ことを求めているわけではありません。
上司は注意したことを、次から直してもらえれば良いだけなのです。
上司から怒られても「人格を否定されている」と思わないで下さい。
幼少期のトラウマを許す
幼少期のトラウマを自分の中から消し去りましょう。
トラウマを失く方法は「トラウマになるようなことをした相手も受けた自分も許す」ことではないでしょうか。
- 相手も一生懸命だったから怒鳴ってしまったんだ
- 怒鳴られた自分も「自分を責める」ことしかできなかったんだ
トラウマになる出来事を認めて許すことで、トラウマから解放されていきます。
そこから今の自分は「昔のトラウマを抱えていた自分とは違う」ことを認識しましょう。

トラウマを作ったのは自分です。
ではそのトラウマを消すことができるのも自分だけです。
あなたは怒られても終わりじゃない
怒られても全てが終わるわけでは全くありません。
命まで取られることもないです。
解雇になることも給料を下げられることもよっぽどのことをやらかしてはない限り、、ありません。
ましてや怒られたことがない人もいませんし、怒られながら成功をつかんだ人もたくさんいます。
上司から怒られているうちが花?
怒る方も労力がいります。
よく「怒られているうちが花」と言われますよね。
私も部下を持ち年齢を重ね、この言葉の意味がわかるようになりました。
確かに怒るのも大きなパワーを使います。
現代は「怒る」ことがデリケートな時代です。
すぐに「パワハラ」と言ってくる部下がいることも事実です。
⇒管理職が知っておきたいモンスター部下の特徴と対応方法【第1弾】
上司があなたを「わざわざ怒る」ということは「あなたのことを考えている」証拠でもあります。

上司が部下に指導や注意するときには「ものの言い方」が重要なので「怒っていい」という理由にはなりませんが、、。
「怒られているうちが花」という言葉はあながち間違いではないと思います。
上司から怒られたら「ご指導ありがとうございます」ぐらい言えるようになればいいですね。
あなたも「怒られる」=「期待されている」と思うようにしましょう。
第三者の視点から見てみる
怒られている自分を第三者の視点から見るのも良い方法です。
「怒られている自分を他人事にする」ということです。
怒られているときに「あーまた俺怒られているよ!」と斜め上ぐらいから見下ろす感じで見て下さい。
第三者の視点から見ると、怒られてもまともに受けずに他人事にすることができます。
第三者の視点で見過ぎて、注意された内容を聞いていないとなると問題ですが、、。
「怒られたことだけ」第三者の視点で見るようにしてみて下さい。
「上司に理不尽に怒られたとき」の記事も参考にして下さい。
あなたがこれまで仕事で一番つらかった時は何ですか? 人によってつらかったことは様々だと思います。私がこれまで仕事で一番つらかった時は、上司に理不尽に怒られた時です。 真面目に頑張っ[…]
まとめ
上司から怒られて萎縮してしまう人へ向けて、委縮せず気持ちが楽になる方法をご紹介しました。
大事なポイントは次の5つです。
- 上司は怒ってもあなたの人格否定をしているわけではない
- 上司から怒られても自分を責めたり「もうダメだ」と悲観的にならない
- 幼少期のトラウマを作ったのも自分。消すことができるのも自分
- 上司から怒られるのは期待されている証拠
- 怒られることを他人毎として捉える
この5つを実践するための1番のポイントは「開き直る」ことです!!
開き直ると人間は強いです。
ビクビクして萎縮する社会人生活にうんざりなのであれば、開き直りましょう!
自分を変えることは難しいかもしれません。
この際「開き直って」自分を強くしてあげませんか?
あなたが開き直って、上司から怒られても萎縮せずに、前向きに仕事に取り組むことができるよう応援しています!!
「上司との関係に悩んでいる」は職場に目的が見いだせていない
最後に「上司が常識を超えて怒ってくる」など、どうしても上司との関係に悩んだら、環境を変えてみてはどうでしょうか。
「上司から怒られるだけで転職するのはちょっと、、」と気が引けるかもしれません。
しかし、上司から怒られ続け辛い気持ちを我慢していると、あなたの心が壊れてしまいます。
また「上司から怒られる」「上司と合わない」を跳ね返す情熱がないのは、あなたがその職場に夢や目的を見いだせていないのかもしれません。
本当に「自分のやりたいこと」や「自分の目的」がその職場ではっきりしていれば「上司と合わないことは気にならない」と考えることもできます。
どの職場でも「合わない上司」は存在します。
上司との関係が気になることは、今の職場で「あなたの目的」が見失っているかもしれません。
- 「上司の非常識なパワハラ」に悩んでいる
- 「上司との関係が気にならない」ほど自分の働く目的を見つけたい
このように考えたら転職も考えてみて下さい。
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