あなたの周りでマウントを取る人はいませんか。
マウントを取られると不愉快ですし、腹が立ちますよね。
本記事はマウントを取る人の心理や対処法、末路をご紹介します。
マウントを取る人は「人間的に小さい」と頭ではわかっていても、いざやられるとむかついて感情的になるものです。
記事を読み終えると、マウントを取る人の心理や末路がわかりますので、最後までお付き合いください。
「マウントを取る」とは
「マウントを取る」とは、相手より自分が優れていることを認めさせ、優位に立とうしたり威圧的な態度をとることです。
心理的に「私のほうがあなたより上」ということをアピールしてきます。
相手と自分を比較して、社会的地位や年収、役職、学歴、子供の成績など、比較対象は限りなくありますが、自分の方が立場が上だと言動や行動で示してきます。
マウントを取られやすい人の特徴
気が弱い人
選ばれやすいのは、やはり気が弱い人です。
気が弱く反抗しない人がターゲットにされやすいです。
優柔不断な人
なかなか物事を決められず、自分の意見を強く言えない人もターゲットにされやすいです。
優柔不断で迷っているところを見られると「こうなんだよ!」「だからダメなんだよ!」と高圧的に攻撃してきます。
相手から少し言われると、自分の意見を変えてしまう人も要注意です。
そういう人にこそマウントを取る人が攻撃してきて、自分の意見を通そうとしてきます。
マウントを取る人の心理
権力を示したい
権力を示し、自分の言うことを相手に従ってもらう目的があります。
- 俺はこんなにえらいんだぞ!
- 俺はこれだけ実績があるんだぞ!
このようにマウントを取ってきます。
マウントを取らないと「相手が言うことを聞いてくれない」と思い込んでいるのが問題です。
上司であれば「別にマウントを取らなくても言うこと聞くよ。。」と部下は普通に思ってしまいます。
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自信がない
自分に自信がないために、マウントを取ってくる人もいます。
自信がないから、強く見せたいのでしょうね。
「弱い犬ほどよく吠える」パターンです。
実力以上のことを見せようとすると、必ずメッキが剥がれるのですが、とにかく自信がないため見栄を張ってしまいます。
認められたい・評価されたい
人から「認められたい、評価されたい」という承認欲求が強いです。
「すごーーい!」と言われたくて仕方ないのでしょうね( ;∀;)
相手も見下し、自分の方が上であることを示し、承認欲求を満たそうとします。
自分で自分を認めてあげることができないので、他人の評価を求めるのではないでしょうか。
私たちは「他人からの評価」を気にして行動しがちです。 あの人は自分のことをどう思っているのだろう もしかしたらあの人から嫌われているのではないか あの人の期待に応えられていないのではないか […]
自分が正しいと思っている
単純に性格が悪く、自己中心的な性格の場合もあります。
- 俺が正しい!
- 俺は間違っていない!
- 俺の言うことを聞いていればいい!
本人は意図的にマウントを取っているわけではなく、威圧的な態度のため、相手から見るとマウントを取られている印象を受けます。
あなたの周りで「自分が正しい」と思い込んでいる人はいませんか? 人は多少、どうしても「自分が正しい!相手が間違っている!」と思ってしまいます。 ただ、この「自分が正しい」が度を越えてしまう[…]
負けたくない
勝手にライバル視されて、マウントを取ってくることもあります。
あなたに負けたくなくて、上に立とうとするのです。
別に争っているわけではないので、どっちが勝ち負けもないのですが、、。
あるいは嫉妬から「負けたくない!」とライバル視している可能性もあります。
いずれにしても勝手に「負けたくない」と思い込んで、マウントを取ってきます。
マウントを取る人の特徴
やたら否定してくる
「そうだね」と同調してくれれば、会話がスムーズに成り立つのにやたら否定してきます。
- 「A」と意見すれば「B」と否定してくる
- 「A」と意見すれば「そうじゃない」と否定してくる
- 「A」と意見すれば「というかBだよね」と「というか」を付けてくる
相手を否定することで上の立場に立とうとします。
否定しても上の立場に立てるわけではないのですが、、そこを勘違いして否定することでマウントを取ってきます。
人を見下す
「いらない悪口を言う」ともいえます。
会話の中で相手のことを褒めると「でも〇〇ができない」といらない情報を入れてきます。
A「あの人は仕事が丁寧で信頼できる人だね」
B「でも40歳過ぎて独身みたいよ」
誰かが褒められることで、自分が下になると思い込んでいるのです。
そのため、誰かが持ち上げられると、落とさないと気が済みません。
自慢してくる
SNSでいうと、聞いてないのに「Twitterのフォロワー数」を言ってきて自慢してくるパターンです。
自分の自慢のみならず、子供や夫(妻)や親の自慢をしてくる家族自慢の人もいます。
年収や役職、家柄や子供の成績など、ただの情報であって「どちらが上」ということはありません。
ものごとを単一的にしか見ていない、頭の弱い人だと証明しているようなものです。
自分の方が上だと言ってくる
- 私の方が役職が上
- 私の方が年収が上
- 私の方が頑張っている
- 私の方がしんどい思いをしている
相手と比較して、とにかく「私の方が上」だと言ってきます。
それが立場的(役職、年収など)なものから、精神的(頑張っている、苦しんでいる)なものまで、幅広く比較してきます。
他人と比べる人生は、どこかで甘えや喪失感が出てきます。
詳しい内容は次の記事をご覧ください。
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悲しいことですが、他人と比べることでしか、自分の価値を見出すことができないのでしょうね。
マウントを取る人の対処法
関わらない
マウントを取る感じの悪い人と、ムリに付き合う必要はありません。
嫌な人とは関わらないで済むのであれば、関わらないようにしましょう。
たまに「嫌な人とも付き合わないといけない」という固定観念を持っている人がいます。
人生の貴重の時間を嫌な人と過ごすのはもったいないですよ。
マウントを取る人とは、仕事や家庭事情でどうしても付き合わないといけない場合以外は関わらないようにしましょう。
聞き流す
例えばいきなり自慢話をぶっこんできたら、スルーして話しを元に戻すのです。
A「最近、ウチの子が勉強しなくて、、」
B「そういえば、ウチの子中間テストで数学が100点だったのよ」
A「勉強しないから、ゲーム禁止にしようかしら」
Bがテスト100点を自慢してきているのですが、聞き流して、ウチの子の話を続けています。
マウント取る人にいちいち反応しなくていいのです。
聞き流すのができなければ「へーっ」と相槌打って、話の本筋を戻せばOKです。
マウントを取る人もスルーされ続けると、自慢話など話を切り出しにくくなります。
反抗する
揉める可能性もありますが、反抗するのも一つの手です。
マウントを取る人は、基本心が弱く小さい人間です。
弱いものには強く当たってきますが、強い人には逆らえません。
否定されたら「なんでいつも否定してくるんだ!」と反抗してみましょう。
「あなたがいくらマウントを取ってきても、私は負けませんよ!」という姿勢を示すのです。
「一発かましてやる」とも言いましょうか。
パワハラ上司などにも使える手です。
パワハラ上司の理不尽さに悩んでいる パワハラ上司の顔を見るだけでも嫌だ もうあの上司がいる会社に行きたくない、辞めたい このようにパワハラ上司に悩んでいる方に送ります。[…]
「こいつを怒らせると怖い」と一度でも見せておけば、相手が怖がってマウントを取ってこなくなります。
割り切る
マウントを取る人を、例えば「悲しい人だね」と割り切ってみましょう。
これは「淋しい人」「バカな人」でも何でもいいです。
「この人はこういう人なんだ」と割り切って付き合うのです。
マウントを取る人に、一切期待や優しさを求めてはいけません。
「こういう人」と割り切って、淡々と必要事項だけの会話に留めましょう。
第三者の目線から見る
マウント取ってきたら「おっ!マウントを取ってきたな」と第三者の目線から見てみましょう。
「自分に言われた」とまともに受け取らないで、もう一人の自分を作り「マウント合戦が始まりましたよ」と俯瞰して見るのです。
「聞き流す」と「割り切る」の合わせ技ともいいましょうか。
適当に相槌を打ちながら「うわー。恥ずかしい自慢話してる」と、心の中でつぶやくのです。
長い説教を聞いているときにも使えるテクニックです!(^^)!
言っている方が「まともではない」ので、「まともに受け取る必要がない」のです。
真面目な人ほど、まともに受けてしまいます。
そうでないと、相手に失礼だと思い込んでいるところもあります。
「まともじゃない人の話しなんで、まともに受けなくてもいい」ぐらいの図太さがある方が、精神的にはラクですよ。
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マウントを取る人の末路
マウントを取っていれば幸せになれるのでしょうか。
答えは明らかに「No」だと言えます。
今の自分が幸せでなく、満足していないからマウントを取ってきます。
マウントを取ることで、その場の少しの優越感は味わえるかもしれません。
しかし、周りから嫌われるなど失うものの方が大きいです。
また常に他人と比べる人生も辛いものです。
「上には上がいる」という言葉通り、上を見てもキリがなく、常に他人と勝負して勝ち負けを競っていると心は疲弊していきます。
今あるものに感謝して幸せを感じる方が、よっぽど充実した人生なのではないでしょうか。
マウントを取る人は「決して満たされることのない欲求」を追い求めているように見えます。
マウントを取る人にならないよう自己チェックしよう
自分がマウントを取る人になっていないか自己チェックしましょう。
特に年齢を重ねると「傲慢さ」や「凝り固まった自己中心的な考え」が出てくる人がいます。
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- 自慢話をしていないか
- 他人と比べていないか
- 権力を振りかざしていないか
- 相手を否定していないか
- 人を見下したり悪口を言っていないか
- 嫉妬やねたみに支配されていないか
私はマウントを取る人にならないために、いつもこの言葉を思い出しています。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
意味はご存じの通り「稲の穂は実るほどに穂先が低く下がる。人間も偉くなればなるほど、謙虚な姿勢で人と接することが大切」です。
年齢を重ねても、何かを成し遂げても、謙虚な姿勢を忘れないことが大切ですよね。
マウントを取っても、周りから嫌われて幸せにはなれません。
謙虚な姿勢で、周りから慕われる人間になりたいですよね。
職場でマウントを取る人の関係に悩んだら
職場でマウントやパワハラをしてくる上司や同僚に悩まされたら、環境を変えることも一つの手ではないでしょうか。
「人間関係で転職するのは逃げだ!」と言ってくる人が必ずいます。
周りの声に流されて、あなたが辛い思いを続けていく必要はありません。
上司や経営陣などがマウントやパワハラをしてくる職場環境では、あなたは幸せになれないのではないでしょうか。
考えるべきことの第一優先はあなたの心や人生です。
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まとめ
マウントを取る人の心理や対処法、末路をご紹介しました。
誰でも少なからずマウントを取る人に出会ったことがあると思います。
また自分自身もマウントを取ったことがあると思います。
しかしお伝えした通り、マウントを取っても決して幸せにはなれません。
自分の心を満たしてくれるのはほんの一瞬だけです。
周りの信頼など失うものの方がはるかに大きいです。
また周りのマウントを取る人に悩まされても、繰り返しますが、まともに受ける必要はありません。
理由は相手がまともでないからです。
まともでない相手のことをまともに聞いていたら、精神が病んでしまいます。
自分自身もマウントを取る人にならないよう、自己チェックしながら、周りと良好な人間関係を築いていきましょう。
最後に職場の上司がマウント取ってきたり、パワハラに悩んでいたら、転職支援サービスに登録するのも一つの手です。
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